「世界の不動産市場へ資金流入加速・上場REITの時価総額100兆円、3月末までの半年で2割増」
流動性の高い不動産にのみ集まっているお金であり、基本的に臆病なお金であって、逃げるときにはいっせいに逃げる。逃げやすい所にしか集まらないお金といえる。六番町の坪単価はバブル期と同じということからすれば、これ以上上がるとは考えられませんし、臆病な流動性の高いお金であれば、一挙に引くこともありうるので、これからのREITは危険だと思いました。(Yさん)
私もこの部分の大前先生の説明が印象に残りました。最近の都心の便利な場所や軽井沢駅前などの不動産価格高騰が、周辺に波及しないのは何故か、大いに疑問でした。その背景に、REITの逃げ足確保があるとの説明で、大いに得心できました。REITに多くを投資するつもりはありませんが、マイナー部分を投資する際には、投資側としてもかなり機動力を備えていないといけないと思いました。
(Mさん)
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逃げ足、今回は学びましょうね。
市場に不安が走り始めると流動性が全てです。
前にも言いましたが、上がり始めたときには
1.かなり上がった、と思ったら1/3を売る
2.ここがピークな、と思ったらさらに1/3を売る
3.しまった!下がり始めた、と気が着いたら残る1/3を売る
このやり方でピークの80~90くらいのところで全て売り抜ける。
これが投機市場に強いヒトのノウハウです。
仕入れも、下がる時に逆に少しつづ仕入れて、平均仕入れ価格を下げなくてはなりません。買った後下がると腰が引ける人が多いのですが、そのときまた買えば、平均が下がります。
常に{平均購入価格 対 平均売却価格}で仕上げるように染色体にたたき込んでおきましょう。 |