カリキュラム

グローバルマネジャーのマインドとスキル

講義一覧

【LECTURES/講義】全25回(約12.5時間)
【第1回】今、そこにある「グローバル」(講義)
第1回では、突然、グローバルな環境に巻き込まれた日本企業を舞台に、英語力そのものとは別に存在する英語環境での会話のポイントについて考えます。意思を伝えることが不得意な人が多く、相手の話は最後まで黙って聞くことを美徳とする文化のなかで育った日本人に働く心理作用を踏まえて解説いたします。
【第2回】ブリーフィングを求められて(講義)
第2回では、外国企業のマネジャーを相手に自分の会社を紹介する場面から、英語環境でのブリーフィングやプレゼンテーションのポイントについて考えます。沿革や規模、取引先といった会社の外観を紹介することにとどまり、その背後にある会社の強み・理由を曖昧にして説明しがちな日本の慣行を踏まえて解説いたします。
【第3回】プロジェクトの提案を受けて(講義)
第3回では、部品メーカーとして外国企業の経営改革プロジェクトへの参画を依頼された日本企業を舞台に、英語環境でビジネスを請け負う際のポイントについて考えます。取引先から依頼があれば、"とりあえず応諾してから"具体的な内容を詰めていくことも多く見られる日本の取引慣行を踏まえて解説いたします。
【第4回】Leading Change(インタビュー)
ゲスト:レックス・バレンタイン氏(日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 前代表取締役会長)
第4回では、外資系企業の日本法人のトップマネジメントして豊富な経験を有するレックス・バレンタイン氏をゲストに招き、日本特有の企業文化の変革に成功し、目覚しい成果を上げられた経験を伺うことを通じて、グローバルに活躍するビジネスパーソンに求められる要素を考えます。
【第5回】Working in the multi-cultural organization(インタビュー)
ゲスト:玉内みちる氏(国連Human Resources Planning Officer)
第5回では、多国籍・多文化・多言語の組織の代表例とも言える国際連合(国連)において、Human Resources Planning Officeを務める玉内みちる氏をゲストに招き、多文化組織の中で求められるコンピテンシー、そして望ましい自己表現方法などを伺うことを通じて、グローバルに活躍するビジネスパーソンに求められる要素を考えます。
【第6回】グローバルチームへ参加!(講義)
第6回では、グローバルなプロジェクトチームに参画することになった日本企業を舞台に、多数の国籍・言語・文化を持つメンバーで構成されるチームで自己紹介に臨む姿勢・心構えについて考えます。グローバルなビジネスで使われる英語は、ネイティブ・スピーカーが使う英語でなければならないという思い込みがもたらす誤解にも着目しながら解説いたします。
【第7回】ブレーンストーミングに貢献せよ!(講義)
第7回では、グローバルなプロジェクトチームに参画することになったときにブレーンストーミングに臨む姿勢・心構えについて考えます。ブレーンストーミングの経験が乏しいため、自分独自のアイデアを披露することに躊躇したり、他人の意見に同調する一方で、他人のアイデアを評価しがちな日本人の文化的な背景に着目しながら解説いたします。
【第8回】Working with Asians : A Perception of European Business Person(インタビュー)
ゲスト:ミシェル・ローソン氏(エス・ビー・エー株式会社 バイス・プレジデント)
第8回では、フランス企業のアジア各国市場参入を側面からサポートするコンサルティング会社のトップマネジメントして豊富な経験を有するミシェル・ローソン氏をゲストに招き、フランス人であるローソン氏の目に映る日本を中心としたアジア各国の企業文化、さらには性別を中心としたダイバーシティの問題に関する経験や考え方を伺うことを通じて、グローバルなビジネスに求められる要素を考えます。
【第9回】キーワードが気になったら?(講義)
第9回では、英語によるミーティングで英語自体の意味が気になったときに、どのような視点からその意味を理解すればよいのかを考えます。使われている単語の違いにとらわれ、本質的な理解から乖離しがちな日本人の行動に着目しながら解説します。
【第10回】行動計画作成!(講義)
第10回では、グローバルなプロジェクトにおいて、チームの行動計画(アクション・プラン)に対する自分の会社のアカウンタビリティを求められたときの態度について考えます。仮に自らの権限に限界がある、あるいは不確定要素がある場合であっとしても、グローバルなプロジェクトのメンバーに当然に求められる当事者意識について解説いたします。
【第11回】欧米のビジネス書に見る潮流(インタビュー)
ゲスト:原田英治氏(英治出版株式会社 代表取締役)
第11回では、「よい本を公にする」というアントレプレナーシップのもと、数多くのビジネス書を日本に紹介し続けている原田英治氏をゲストに招き、欧米のビジネス書が扱うテーマの潮流から、“Hard”な要素と“Soft”な要素が融合するプロセスを確認しながら、グローバルに活躍するビジネスパーソンに求められる要素を考えます。
【第12回】ビジネスディナーをのりきれ!(講義)
第12回では、円滑な人間・組織の関係を築くために有効に活用したいビジネスディナーにおける話題や接し方について考えます。日本の文化だけが特別だという先入観をもって、グローバルな環境で相手と接した場合の陥し穴に着目しながら解説いたします。
【第13回】前半のまとめ(講義)
第13回では、第1回から第12回の講義で紹介・解説してきた様々な場面での対処方法を振り返り、英語環境で求められるマインドとスキルについて総括します。
【第14回】海外現法着任挨拶(講義)
第14回では、日本から海外現地法人のトップとして赴任した状況で、マネジャーとしてチームの目的などを明確にする着任挨拶の場面におけるポイントについて考えます。とかく日本企業では、海外現地法人に異動する際に日本で勤務していたときよりも部下が増え、職務権限が大きくなることが多く、“管理する”という役割に加え、“主導する”という役割への期待も高まる傾向があります。講義では、リーダーとして求められる視点について、グローバルな環境での留意事項も踏まえて解説いたします。
【第15回】Developing Global Managers(インタビュー)
ゲスト:スティーブン・ラインスミス氏(オリバー・ワイマン エグゼクティブラーニングセンター シニアパートナー)
第15回では、グローバルマネジャーを目指すビジネスパーソンにとっての必読書ともいえる本「A Manager's Guide to Globalization: Six Keys to Success in a Changing World」(訳本名「マネジャーのための新グローバリゼーション・ガイド」)の著者であり、レーガン政権下で米ソ交流計画担当大使を務めた経歴もある世界的な経営コンサルタント、人材開発教育者であるスティーブン・ラインスミス氏をゲストに招き、グローバルな環境でリーダーシップを発揮できるビジネスパーソンに求められる要素を考えます。
【第16回】人事考課面談(1):評価が違う!(講義)
第16回では、日本から海外現地法人のトップとして赴任した状況で、マネジャーとして部下の業績評価を行う場面におけるポイントについて考えます。定時昇給などをベースに、やや形式的な要素の強い人事評価と異なり、外国人に対する評価では具体的な根拠を示すことが必要となります。また、ちょっとした事実誤認から感情的な会話に発展する可能性もあります。講義では、日本環境とグローバル環境での違いに着目しながら、評価者に求められる普遍的な要素を考えます。
【第17回】人事考課面談(2):部下育成(講義)
第17回では、日本から海外現地法人のトップとして赴任した状況で、人事考課面談を契機に部下の育成を行う場面におけるポイントについて考えます。グローバルな環境では相手に対して具体的に説明することが重要ですが、フィードバックを与える場面において“厳しい内容をそのまま伝えればよい”というわけではありません。講義では、フィードバックを与えるタイミングを見極め、単なる指示ではなくいかに相手の向上心を引き出すか、について考えます。
【第18回】CSR in Globalization(インタビュー)
ゲスト:石田 寛氏(関西学院大学大学院 経営戦略研究科准教授)
第18回では、経済人コー円卓会議というグローバルに活動する非営利組織の日本事務局長を務め、21世紀のグローバル企業における最重要課題の一つである“CSR(Corporate Social Responsibility)”を仕掛ける石田寛氏をゲストに招きます。グローバル企業として、国・人種・文化といった“社会”とのつながりをどう考え、どうやってあらゆる企業活動の中に"社会"を根付かせるのか、について考えます。
【第19回】チームをファシリテーション!(講義)
第19回では、日本から海外現地法人のトップとして赴任した状況で、経営コンサルタントを交えながらチームで買収企業を検討する場面をもとに、ファシリテーションのポイントについて考えます。ダイバーシティの高い環境では、チームのメンバーの知識・スキルを最大限に活かしながら高い成果につなげることが求められます。講義では、当事者でありながら一方の視点に偏らず、常に両面(良い面と悪い面、リスクとリターン、強みと弱みなど)を意識し、ジレンマの中からより良い選択肢を見出すファシリテータースキルを習得する方法について考えます。
【第20回】Communication:The Heart of Management(インタビュー)
ゲスト:ジョン・ギレスピー氏(ギレスピー・グローバル・グループ代表)
第20回では、日本とアメリカの文化に精通し、異文化コミュニケーションの課題解決を中心に、数多くの在米日系企業・在日外資系企業の人材育成コンサルティングを手掛けるジョン・ギレスピー氏をゲストに招き、“グローバル”という環境変化に晒されて久しい日本において大きな進展が見られない原因、そしてグローバルマネジャーに求められるコミュニケーションスキルについて考えます。
【第21回】キャメル・ヤマモト氏と語るグローバル人材への道(インタビュー)
ゲスト:山本成一氏(トーマツ コンサルティング株式会社ディレクター)
第21回では、外交官としてアフリカ、ヨーロッパ、中東に勤務する経歴を持ち、退職後はベストセラー作家、そして日本と中国で経営コンサルタントして活躍する山本成一氏(キャメル・ヤマモト氏)をゲストに招き、強みある日本人企業がグローバルな環境で成功を収めるために必要な人材像、さらに抽象性の高い文化・言語を背景とする日本人だからこそ担うことができる「通訳者」としての能力開発について考えます。
【第22回】どうする?電話会議!(講義)
第22回では、グローバルな環境では当たり前となる国境を越えた会議(電話会議)におけるポイントについて考えます。相手の顔が見えない、場の空気が伝わらない会議では、通常の会議で省略できるようなことであっても十分配慮する必要があります。講義では、誤解が生じ難い状況を円滑に運営するためのルールの決め方、自らのスキルの限界を認識しながら会議のイニシアティブをとっていく方法などについて考えます。
【第23回】世界標準か、日本標準か?(講義)
第23回では、グローバルな環境で、ローカル基準の妥当性を主張しなければいけない場面を通じて、対立をうまくマネジメントするポイントについて考えます。グローバルな環境であればあるほど、ローカルの主張には対立が生じやすくなります。しかしながら、グローバルな環境であっても、共通の目的に合致することであれば、ローカル特有の事情を優先すべき状況は存在します。講義では、“世界標準なのか日本標準なのか”という単純な視点ではなく、それぞれの主張・対立の中からよりよい解決策を見出すポイントについて考えます。
【第24回】選ばれるパートナーをめざせ!(講義)
第24回では、グローバル企業とローカル企業との取引を仲介する場面を通じて、異なる企業文化の間に入ることで両者の信頼を勝ち取るためのポイントについて考えます。グローバル企業の事情とローカル企業特有の事情を理解しているとすれば、ブリッジパーソンとして双方の不満や疑問を解消し、より高い価値につなげる可能性が高まることも意味します。講義では、“グローバルを知る”ことで発揮される日本人としての強みについても考えます。
【第25回】まとめ(講義)
第25回では、基礎編から応用編にわたる第1回から第24回のまとめとして、日本企業のグローバル化が進まない背景、さらにはグローバル人材が育たない要因について考えます。そして、改めてグローバルな時代を危機ではなくチャンスに変える、“グローバルマネジャーとしてあるべき考え方や態度”について確認します。

注)出演者の役職・所属は出演当時のものです。なお、収録当時の時事を例に用いている部分で、一部現在の事実と合わない部分がありますが予めご了承願います。

▲ Page Top

フリーダイヤル:0120-344-757