受講生・修了生の声
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3期生
(2) 「このままでは取り残される!」40歳の決意!
藤田 毅さん[ 2007年9月修了/音響機器メーカー技術開発担当/40代 ]
技術開発一筋18年、音楽好きが生じ、音響機器開発の世界へ
私は、音響機器メーカーに入社後、18年間、スピーカの技術開発・商品開発一筋でやってきました。もともと大の音楽好きで、子供の頃からいつも生活の中に音楽がありました。大学も、音響設計学科を専攻。振り返ると、ずっと好きなことをやっていたんだなと幸せに思います。
――― 受講動機は?
「このままでは取り残される!」40歳の決意!
そんな私に、ある転機が訪れました。海外転勤でインドネシアに行くことになったのです。ちょうど4年前のことです。ここでの経験は帰国後の仕事や人生観に大いなる影響を与えてくれました。
同国では、日本で設計された新製品を現地で量産化する仕事を行っていました。スタッフの質で、量産品のQCD(品質、価格、納期)が決まってしまうので、現地スタッフをコントロールするのにはずいぶん骨をおりました。他社の赴任者との交流も有意義で、とても貴重な経験でした。
インドネシアでの任務を無事に果たし帰国しましたが、何か物足りなさのようなものを感じていました。また40歳に差し掛かり、自分の10年後、20年後の姿を思い描いたときに「このままでいいのか」という焦りを感じていたのも事実です。何か自分を奮い立たせるものはないかと探しているときに、たまたま「NIKKEI」サイトで大前学長のコラムを拝読し、イノベーション講座の存在を知りました。そして講座ホームページのサンプルビデオをみて衝撃を受けたのです。香港国際空港の事例がアップロードされていますが、「そんなやり方があるのか」と世界の広さを見せつけられた気がしました。
「このままでは取り残される!」この危機感こそが私の受講動機でした。

――― 受講後の意識変化はありましたか?
受講当初は、考え方の技術を学べるというぐらいの漠然としたものでしたが、実際に受講し「自分の考えをAirCampus®に発言・議論する」ことの効果が高かったと感じています。
他社の成功事例を探して,それを参考にして自分のアイデアを考える、そして発言・議論するというルーティンにより、発想法が血肉になったような気がします。講義を聞いてノートにとり、時々は本業で試してみるという程度ではあまり身につかなかったのではないかと思っています。

実際の効果
講座で学んだことは、実業でもかなり役に立っています。
(1)他社の成功事例に学ぶこと
3Mの15%ルールを自らで実験しています。何か成果が出すことができれば、これをファクトとして15%ルールの社内導入を提案、あるいは推進役を買って出ようかと考えています。
(2)RTOCSで「他人の立場なら自分はどうするか?」と考えること
コミュニケーション能力が高まりました。「自分が相手の立場ならこう考える」、ならば「こういうことが知りたいと考えているのではないか?」というふうに仮説を立てやすくなり、会議や交渉事の段取りがよくなりました。
(3)ファクトを探し、ファクトに基づいて考えること
技術開発や業務の過程で、無駄なことを考えなくなりました。必要とする結果を求め、常にそれをもとに考えるようになり効率が良くなりました。
(4)自分の内面にある阻害要因を克服
できない理由を探さなくなりました。世界にはさまざまな成功事例があって、それを参考にすれば可能な事は無限に存在する、そんな前向きなイメージが頭の中に構築されました。

――― 次の目標は?
限界突破の発想法の次は英語そして新しい「オト」作り
プロシューマ用の音響機器を技術開発者である私は、大の音楽好きということもあって、情熱を傾けて新しい「オト」を作っていきたいと考えています。大音量でも壊れない、力強くありながら色付けのない音が理想です。たとえば、演奏者やオペレータが自由に表現できる場所・機会を提供することが私の役割ではないかと思います。「壊れない機器とは?壊れないシステムとは?」と常に自問しながら、シンプルでありながら時代を越えて通用するシステムを開発していきたいと思っています。
イノベーション講座で、そのための発想をする技術について学ぶことができました。RTOCS、輪読会、発想法の講義、ACでのディスカッション等で得た力が、実践の場にて総合的に役立っております。
「可能な事は無限に存在する!」――。受講後、インドネシアで得たときのような情熱を取り戻した今、次は英語の技術を磨いていきたいと考えております。自分の技術が日本以外でも認められるようになったとすれば、こんなに素晴らしいことは他にありません。そのためにも、海外でも通用するようなコミュニケーション能力をしっかりと身につけたいと思います。
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