受講生・修了生の声
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5期生
(2) 「自分なりの答えを探求する」ことに重点
若林 要さん[ 株式会社QUICK勤務/20代 ]
他人と比較するのではなく、自身なりの尺度の幅を広げる
金融系企業でマーケティングを担当。金融情報ベンダーの営業部門で銀行業界・公共セクターの顧客を担当しています。新卒で入って、この4月で5年目です。株式・債券の分析ソフトウェア、企業財務データベース、金融商品販売支援ソリューションの販売が仕事です。与えられている仕事以外に、営業の立場からサービスの改善策について社内にフィードバックしたり、よりよい営業の仕方を議論したりしています。また会社の課題として、私の担当している銀行業界の社内売上シェアの向上があり、それについてどのような施策が有効か、ということを考えるのも自分の仕事のひとつと考えています。
――― イノベーション講座を学習しようと思われた当時、どんな問題意識をお持ちでしたか?
ファイナンスやマーケティングのような特定の分野に特化した勉強をしようとは考えていなかったので、イノベーションのように間口の広いテーマを勉強して見識を深めたいと思っていました。
また、ただ単に会社の仕事をこなすだけでは何か物足りないが、いったい何をすれば、充実するだろうか?ということを模索しているところだったので、この講座がそうした現状打開のきっかけになればよいと考えていました。

――― 受講前にイノベーション講座に期待していたことは何ですか?反対に、期待していたことと違っていたことはありましたか
当初は、「答え」が最初から用意された講座なのではないかという想像をしていた。そのため、その「答え」を知ることを期待していました。
しかし参加してみると、「答え」は全く用意されておらず、むしろ「自分なりの答えを探求する」ことに重点が置かれた講座だということが分かりました。
むしろ、このイノベーション講座は、会計やマーケティングのような確立された知的領域ではなく、むしろ通常は意識されない抽象度のレベルが高いテーマであり、参加者と講師がともに作り上げている途上にあるものではないかと感じました。

――― 講義の内容についてはいかがでしたか?
発想法は、実践編が非常によく作り込まれていたと思います。大前学長の気合がものすごく伝わる内容です。基本編の受講生の反応を丁寧に見て作成されたものだと思います。
RTOCSは、証券取引所やサイボウズ、プライベートファンド、政治家など様々な分野を取り上げており、取り組むのは非常に難度が高いですが、これを100%できるようになれば世の中を観察する上で非常に強いと思う。しかも分析そのものはそれほど難しいものではなく、むしろ事実への着眼点や考え方にポイントがあるものだと知ることができました。
大前ライブは、これを視聴し始めてから半年ですが、新聞の読み方が劇的に変化しました。「このニュースの背景にはどういう動きがあるのか?」「このニュースの意味はそもそもどういうことか?」を考えながら読むようになったので、単なるインプットではなく、「考えを巡らすネタ」として新聞を見るようになりました。

――― 学習の中で、一番難しかったことはどのような所ですか?
Digital Continent時代の発想や、Fast-Forward、KOUSOUなど、抽象レベルの高いものに関する議論が難しかったです。また、戦略的自由度も、理屈っぽく考えてしまい、本来の考え方をなかなかイメージできませんでした。
それもそのはずで、これまで見たことのないこと、使ったことのない頭の部分を刺激しているのですから、うまくいかないのは当然のことだと思います。

――― 学習していただいたことは、どのように仕事に活かしていますか?
「そもそもそれはどういうことか」を常に考えながら仕事をするようになった。 ただマジメにこれまでのやり方を踏襲するのではなく、違うやり方を試すようになった (マジメにやるのは別に美徳でもなんでもない)。

――― 学習時間はどれくらいでしたか?
時期によりますが、週4~5時間くらいです。時間がある時は講義を何度も繰り返し見ました。

――― 遠隔教育は不安だと思われる方が多いようですが、実際に受けてみて、いかがでしたか?
良かった点は、時間的、物理的制約がないことに尽きます。通学形式ですと仕事とプライベートが両立できなくなりますが、こうした遠隔教育ですと、仕事とプライベートはそのままで、第三の時間として講座を受けることができてしまう。正直、空いている時間は漫然と過ごしていたので、それを活用することができました。
また、通学形式の学校ですと、一度聞き逃すと、二度と聞けず、人のノートを頼りにするしかありません。その点、遠隔教育ですと、何度でも講義を受けることが出来る。これは復習もできますし、ある程度理解度が高まってから最初の講義に戻ることで、拾うところが違うことを発見することも出来ます。これは利点の一つと考えてよいです。
遠隔教育が不安なのは、おそらく学校に集まっての集合研修型がほとんどであり、そちらに実績と安心感があるからだと思います。あとは通常の通信教育と同じようなイメージもあるので、継続性に不安が生じる(孤独感)があるからだと思います。
実際、私が通っていた大学は、初回は大教室が埋まりますが、2~3回目には10パーセントくらいになります。私も途中から友人のノートを見るだけになるのが常でした(笑)。こうなると集合研修型の講義の方が様々な制約要因があるので、こちらの方が不安です。

――― ご受講前のご自身と比べ、どのような変化がありましたか?
「周りとの比較で自分がどれだけ優秀か?」という尺度ではなく、そもそもほかの人が持っていない尺度を身につけた、というのは大きな財産です。
人間関係についても、これまで以上に意識の高い仲間が欲しいと思うようになりました。 また、洞察力はかなり増したと思います。物事ひとつを見たときにも、「それはどういうことなのか」という背景を理解するようになりますので、本の読み方も格段に深くなります。これまでは「戦略論」の本を読んでも、難しい言葉の意味を追いかけるだけでしたが、今となっては、少しずつではありますが、「あ、そういうことだよな」という「共感」をしながら読めるようになってきています。これは自分でも驚くべき変化です(難しい本を読んでいても、それを本当に理解して実践している人はごくわずかということです)。

――― 今後の目標・計画などを教えてください。
あまり学位や資格には興味がない(表向きだけの名札なら必要ない)のですが、BBTのMBAならばやってみたいです。現在、BBTの「問題解決思考」も履修中です。これもただのロジカルシンキングではなさそうです。

――― 受講検討中の方へのメッセージをお願いします
広く知識を吸収して運用しようとする姿勢が高いレベルへ押し上げる。
受けない自分と受けた自分では、大きな差があります(私のような20代でビジネス経験が少なくても全く問題ないです)。おそらくこのイノベーション講座に関心を持っている時点で、かなり意識が高く、好奇心も旺盛な方なのではないでしょうか。
ただ、受講する前はどういう成果が取れるのか、ということが見えにくいため、不安が多くあることと思います。心配ごとがあれば、事務局の人に質問するのがよいでしょう
私も、議論についていけるかどうかとか、「こういう勉強をしたいと思っているがイノベーション講座でそうした見識は得られるのか」、などの多くの質問をしましたが、全てに的確なアドバイスをいただきました(議論についていけるし、広い見識を得ようとしながら参加することは学習効果を高める、というアドバイスだったように記憶しています。実際に受講してみて、そのとおりでした)。
また私は講座を受ける前に、3週間のトライアル企画でイノベーション講座OBと議論をしたことがあったのですが、その際にもサロンで様々な質問をしました。数々の激励をいただき受講することにしたのですが、今となってはOBの皆さんに感謝をしていますし、修了後も、修了生とネットワークをさらに深めていけると思うと、今後の広がりにワクワクするばかりです。
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