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2008年11月13日
BPジャパン社長の著書
現BPジャパン株式会社の代表取締役社長である若脇英治氏が、2008年11月に「世界で戦うキャリアづくり」という本を著述しました。氏はグローバリゼーション専攻の「グローバルマネージメントのケーススタディー」で、ゲストスピーカーとして講義します。
氏は本の中で、自分はとくに特別な環境で生まれ育ったのではない、ということを常に強調しています。幼少時代を海外で過ごしたわけでもなく、生まれは岐阜県の小さな村で高校卒業後に上京するまではそこで暮らしていたそうです。ですから、出自に関係なく誰にでもグローバルな舞台で活躍するチャンスはあるのだと氏は述べています。
また、成長していくうえで最初から大きな目標をたてる必要はなく、目の前にある小さな山を一つずつ乗り越えていくことが大切だとも強く語っています。氏自身もトレーダーとして社会人の一歩を踏み出しましたが、当初は社長にまで昇りつめるとは思っていなかったそうです。グローバルで活躍するリーダーであるためには、自分自身に誠実であること、そして相手によって自分を変えようとしないことが必要であると説いています。
さらに本書では、グローバルビジネスに必要な4つのプロセス、すなわち情報収集・分析・意思決定・実行について説明しており、初めの2つのプロセスは、その後の意思決定・実行と同じくらい重要であると位置づけられています。プロセス初期において質の良い情報をどれだけ集められるかは、グローバルビジネスを成功に導くうえで重要な鍵となるでしょう。
氏は、グローバルパーソンは余裕があるとも述べています。日本では家族のことを顧みず、仕事に没頭するいわゆる「仕事人間」がまだまだ大勢います。しかしこれは、海外では決して尊敬されることにはなりません。仕事だけでなく、自分の人生そして家族をも大切にできてこそ、真のグローバルリーダーといえるのです。
信頼できる仲間を作ることもビジネスでは欠かせません。同じ世界で5人仲間を作ることにより、困難な状況に置かれた時でも共に助け励まし合って乗り越えていくことが出来るのです。また「ありがとう」と言える人になることもとても重要です。周囲の人々に感謝の意を示すことを忘れてはいけません。緊迫した雰囲気の時に和やかな空気を作り出すことができてこそ一人前のリーダーと言えるのです。
リーダーになる為には基礎体力をしっかりとつけておくことも重要です。そして「小さく"完璧な人物"ではなく、完璧ではないが大きな夢を持った人物」を目指すことがグローバルで活躍するための第一歩であり、何事にも恐れず立ち向かって行くことが自己の成長へとつながるのです。
世界の檜舞台で活躍する若脇氏の生き方と哲学は、グローバルに活躍したいと考えている人に限らず、すべての人に参考になるのではないでしょうか。

