1899年に創業し、東京駅前の「ホテル龍名館東京」をはじめとするホテル業、レストラン業や不動産業などを展開する株式会社龍名館(以下、龍名館)。濱田裕章さんは、将来的にその家業を継ぐことを見据え、2008年に龍名館に入社しました。

しかし、経営を担う立場を目指すにあたって感じたのは、自分の力不足からくる焦りと不安。自分に自信をつけたいと、MBAを取得することを決意しました。BBT大学院での学びが濱田さんの人生にどのような影響を与えたのか、お話をうかがいました。

修了生プロフィール

濱田 裕章(はまだ ひろあき)さん
2012年10月ビジネス・ブレークスルー大学院(以下、BBT大学院)入学、2015年9月修了。入学時30歳、インタビュー時は39歳。株式会社龍名館・専務取締役(2021年8月現在)。

将来の事業承継に向けて感じた焦りと不安。経営者視点を学ぶべくBBT大学院へ


――はじめに、濱田さんがBBT大学院でMBAを取ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。

龍名館は、父とおじが経営している会社で、将来的に私が継いでいく前提で入社しました。大学時代は経営学科でしたが、あまり実践的な知識として身についていないと感じ、これから経営に携わるにあたってきちんと勉強しなおしたいと思ったことが背景にあります。

たくさんの大学院があるなかでBBT大学院を選んだ理由のひとつは、大前学長の存在でした。また、当時はホテルでフロント業務を担当していて、夜勤をすることもあったので、毎週どこかに通うのは難しい状況でした。BBT大学院は講義がオンラインで、勤めながら勉強できるところも魅力的でした。

――BBT大学院に入学する前は、どのような課題を感じられていたのでしょうか?

単純にものを知らないなと思っていました。それに、合っていようが間違っていようが「自分はこうだ」と思えるものが弱く、「あなたならどうするか?」と問われた時にまともな回答や意見ができなかったんです。自分の考えに対する裏付けを持てないことを課題に感じていました。

自分で起業をしたい人が強い情熱を持っていたり、サラリーマンとして大企業で揉まれてきた人が実践で培った経営能力を持っていたりするなか、私にはどちらもありませんでした。「先代たちが守ってきた龍名館をしっかり継いでいきたい」という想いはあるものの、全体的に自分に自信がなかったんです。

周囲の目を気にしすぎるのは良くないかもしれませんが、会社には昔からいる年上の社員が多く、「後継者として認められたい、認めてもらわなければ」という焦りや不安もありました。

RTOCSに取り組み続けたことで“思考の型”を体得。ロジカルシンキングが習慣化


――BBT大学院で印象に残った講義はありましたか?

RTOCS(※1)」と「問題解決思考」の講義が役に立ちました。特にRTOCSは最初から最後までつらかったのですが、ものごとを考えるうえでの“思考の型”をつくれたことが良かったです。お題が出て翌週には締め切りで、それが毎週繰り返されるので、常に損益計算書や貸借対照表を見続けているような状態でしたが、実践的に学ぶことができたと思います。

どうしても学問は覚えることがスタートにありますが、RTOCSにはそれがなく、お題に対して「あなたならどうするか?」と問われます。自分で調べて考えて結論を出すので、普段の仕事においても自社がどのような状況かをあらためて見つめ直すきっかけになりました。

正しいやり方を知っていても、実践できないことは多いと思います。アドバイスをいただきながら毎週課題に取り組むうちにそのプロセスが染み付き、だんだん自分の力でできるようになっていきました。

――RTOCSを通して訓練を積んだことが、実際の業務にどのように役立ちましたか?

ホテルやレストランのような業態は、時に感性やセンスが重要です。そういったものは人によるところが大きいですが、どんなアイデアを最終的に事業化できるか考える時に、ロジカルな切り口も評価軸として取り入れるようになりました。

何か新しい企画をやる時にいろいろなアイデアが出るなかで、好みだけで話を進めるのではなく、「メインのお客様は誰か」といったビジネス的な要素が出てくると見方が変わります。感性やセンスは大事にしつつ、判断の裏付けになるものとしてロジカルシンキングを役立てています。「問題解決思考」の講義では、ものごとを戦略的に進めていくうえで漏れてはいけない視点を学ぶことができました。

編集者註
(※1)「RTOCS(アールトックス)」:「Real Time Online Case Study」の略称で、BBT独自のケースメソッドです。答えの出ていない「現在進行形の企業課題」をケースとして扱い、当該企業に関する調査・分析・戦略考案を自ら実施します。大前研一学長の戦略系科目において、卒業までに2年間毎週1題=合計約100題を繰り返し行います。

自分に自信がなかった入学前。BBT大学院での学びを通して自分なりの考えを持てるように


――クラスメイトの皆さんとの交流はいかがでしたか?

クラスメイトたちからは刺激をたくさんもらいました。当時、クラス内で私は4〜5番目くらいに若く、周りはいろいろな経験をされている方ばかり。やりとりをするなかで、自分の社会人レベルや知識量が圧倒的に足りないと感じました。

でも、これから自分が会社を継いでいくにあたり、ここにいる人たちとやりあえないようではダメだと、なんとか頑張ろうと思って取り組みました。

――MBAを学んで得られた、最大の収穫は何だったと思いますか?

その考えがベストではないとしても、「自分はこう考えています。なぜかというと……」というところまで固めることが、BBT大学院で学んだ3年間で習慣化されました。

社員と話している時も、「あなたはどう思いますか?」と聞くことがあります。最終的に決断するのは自分ですが、社員がどう考えているかを知っておかなければなりません。決められたままに何気なく仕事をしていると、目的を失ってしまうことがあるので。なぜそうするのか、何のためにやるのか……自然とそういう会話が多くなったように思います。

苦境に立たされるホテル業界。前を向いて進めるのは自分の決断に自信が持てたから


――BBT大学院での経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

これから会社を継ぐことをふまえ、あと20年か30年で何ができるかを考えるのが自分にとってのミッションです。私が龍名館に入社してから13年経ちましたが、同じだけの時間をあと2回繰り返すとしたら、いまのペースではあまり発展できないと思っているので、より加速度的にやっていかなければなりません。30年後に会社をどこまで良い状態にできるかは、BBT大学院で学んだことをどう活かすかにかかっていると思っています。

直近10年間で何をしてきたかと問われると、言うほどのことができているわけではありません。だからこそ、10年後に同じことを聞かれた時に「これをやりました」と堂々と言えたらかっこいいですよね(笑)。

現時点でうまくいっていない部分はたくさんありますが、いまよりもある程度、会社の規模を大きくしたいと思っています。課題としてやるのと実際にやるのとでは違いますが、まさにRTOCSのように「あなたならどうするか?」と自問しながら、日々の仕事に取り組んでいます。

――コロナ禍で、ホテル業界にとっては厳しい状況が続いていますね。それを乗り越えるために取り組んでいることはありますか?

龍名館は1899年に創業し、今年で123年目になります。長い歴史のなかで、震災や戦争によって建物が焼失し、営業できなかった時代があります。それでも再建して、ここまで経営を続けてきました。ですから、コロナ禍で2〜3年苦境に立たされるのは大したことがないように思えます。

乗り越えるという意味で私が大切にしたいのは、従業員の雇用を守り給料をキープすることと、アフターコロナの時代になってもコロナ禍で受けた影響を後に残さずに事業を継続させることです。

いま、良くも悪くもあらゆるものが停止していますが、個人的にはこの状況に対してそれほど悩んでいません。それは、「あなたならどうするか?」と常に問い続け、自分が正しいと思ったことに取り組めているからです。そういう意味でも、大学院生活を通して身についたルーティンが活きていると感じます。

自分で調べて考えることに意味がある。実践的に学べるのがBBT大学院の魅力


――最後に、MBAを検討されている方へのアドバイスをお願いします。

自分なりの考え方の軸を持つことは、非常に重要だと思います。そのためには、いかに実践的な内容で反復できるかがポイントで、BBT大学院にはそれができる環境があります。

「BBT大学院で何を学んだか」と聞かれると言語化が難しいのですが、ビジネスパーソンとして一段も二段もステップアップできた実感があります。何より自分に自信が持てるようになりました。

大前学長が、あらゆる場面で“答えのない時代”というキーワードを使っていたことが印象に残っています。昨今のコロナ禍はまさに答えのない時代で、そのなかでどう生き抜くかを日々考えなければなりません。そのプロセスにおいて、RTOCSを通して身についた思考の型が活きています。

RTOCSを自分の力で取り組んだからこそ、得られたものは大きかったと思います。RTOCSのケースが書籍化されたものを読みましたが、やっぱり読むだけではダメだと感じました。1週間のあいだに自分で調べたり考えたりしたうえで解説を聞くからこそ意味があるのだと。自分の頭で考えることが大事なのは大人だけではないので、自分の子どもと話す時も「自分で考えなさい」と言うことがあります(笑)。

――ただ単に知識を得るだけでなく、それらを体系化して実践的に学ぶことはとても重要ですね。

仕事と勉強を並行することで、学んだ知識と仕事での取り組みがリンクしたのも良い経験でした。知ってすぐに活かせる知識も多かったです。大学時代も経営について勉強していましたが、働く経験はアルバイト程度しかなかったので、リアリティを感じられなかったんですね。

BBT大学院では、オンラインで学べるのが他の大学院とは違う大きなメリットでした。夜勤後に帰宅してから勉強ができましたし、当時はちょうど子どもが生まれたばかりでできるだけ家にいたかったので、自宅で学べるのはありがたかったです。

また、ライブの講義に加えて、過去の講義のアーカイブも自由に視聴できます。私が在籍していた頃より、いまはさらにコンテンツの数が増えていますよね。それらをすべて自分のものにできるのは、BBT大学院で学ぶ大きなメリットといえるのではないでしょうか。


1899年に創業し、東京駅前の「ホテル龍名館東京」をはじめとするホテル業、レストラン業や不動産業などを展開する株式会社龍名館(以下、龍名館)。濱田裕章さんは、将来的にその家業を継ぐことを見据え、2008年に龍名館に入社しました。

しかし、経営を担う立場を目指すにあたって感じたのは、自分の力不足からくる焦りと不安。自分に自信をつけたいと、MBAを取得することを決意しました。BBT大学院での学びが濱田さんの人生にどのような影響を与えたのか、お話をうかがいました。

修了生プロフィール

濱田 裕章(はまだ ひろあき)さん
2012年10月ビジネス・ブレークスルー大学院(以下、BBT大学院)入学、2015年9月修了。入学時30歳、インタビュー時は39歳。株式会社龍名館・専務取締役(2021年8月現在)。

将来の事業承継に向けて感じた焦りと不安。経営者視点を学ぶべくBBT大学院へ


――はじめに、濱田さんがBBT大学院でMBAを取ろうと思ったきっかけを教えていただけますか。

龍名館は、父とおじが経営している会社で、将来的に私が継いでいく前提で入社しました。大学時代は経営学科でしたが、あまり実践的な知識として身についていないと感じ、これから経営に携わるにあたってきちんと勉強しなおしたいと思ったことが背景にあります。

たくさんの大学院があるなかでBBT大学院を選んだ理由のひとつは、大前学長の存在でした。また、当時はホテルでフロント業務を担当していて、夜勤をすることもあったので、毎週どこかに通うのは難しい状況でした。BBT大学院は講義がオンラインで、勤めながら勉強できるところも魅力的でした。

――BBT大学院に入学する前は、どのような課題を感じられていたのでしょうか?

単純にものを知らないなと思っていました。それに、合っていようが間違っていようが「自分はこうだ」と思えるものが弱く、「あなたならどうするか?」と問われた時にまともな回答や意見ができなかったんです。自分の考えに対する裏付けを持てないことを課題に感じていました。

自分で起業をしたい人が強い情熱を持っていたり、サラリーマンとして大企業で揉まれてきた人が実践で培った経営能力を持っていたりするなか、私にはどちらもありませんでした。「先代たちが守ってきた龍名館をしっかり継いでいきたい」という想いはあるものの、全体的に自分に自信がなかったんです。

周囲の目を気にしすぎるのは良くないかもしれませんが、会社には昔からいる年上の社員が多く、「後継者として認められたい、認めてもらわなければ」という焦りや不安もありました。

RTOCSに取り組み続けたことで“思考の型”を体得。ロジカルシンキングが習慣化


――BBT大学院で印象に残った講義はありましたか?

RTOCS(※1)」と「問題解決思考」の講義が役に立ちました。特にRTOCSは最初から最後までつらかったのですが、ものごとを考えるうえでの“思考の型”をつくれたことが良かったです。お題が出て翌週には締め切りで、それが毎週繰り返されるので、常に損益計算書や貸借対照表を見続けているような状態でしたが、実践的に学ぶことができたと思います。

どうしても学問は覚えることがスタートにありますが、RTOCSにはそれがなく、お題に対して「あなたならどうするか?」と問われます。自分で調べて考えて結論を出すので、普段の仕事においても自社がどのような状況かをあらためて見つめ直すきっかけになりました。

正しいやり方を知っていても、実践できないことは多いと思います。アドバイスをいただきながら毎週課題に取り組むうちにそのプロセスが染み付き、だんだん自分の力でできるようになっていきました。

――RTOCSを通して訓練を積んだことが、実際の業務にどのように役立ちましたか?

ホテルやレストランのような業態は、時に感性やセンスが重要です。そういったものは人によるところが大きいですが、どんなアイデアを最終的に事業化できるか考える時に、ロジカルな切り口も評価軸として取り入れるようになりました。

何か新しい企画をやる時にいろいろなアイデアが出るなかで、好みだけで話を進めるのではなく、「メインのお客様は誰か」といったビジネス的な要素が出てくると見方が変わります。感性やセンスは大事にしつつ、判断の裏付けになるものとしてロジカルシンキングを役立てています。「問題解決思考」の講義では、ものごとを戦略的に進めていくうえで漏れてはいけない視点を学ぶことができました。

編集者註
(※1)「RTOCS(アールトックス)」:「Real Time Online Case Study」の略称で、BBT独自のケースメソッドです。答えの出ていない「現在進行形の企業課題」をケースとして扱い、当該企業に関する調査・分析・戦略考案を自ら実施します。大前研一学長の戦略系科目において、卒業までに2年間毎週1題=合計約100題を繰り返し行います。

自分に自信がなかった入学前。BBT大学院での学びを通して自分なりの考えを持てるように


――クラスメイトの皆さんとの交流はいかがでしたか?

クラスメイトたちからは刺激をたくさんもらいました。当時、クラス内で私は4〜5番目くらいに若く、周りはいろいろな経験をされている方ばかり。やりとりをするなかで、自分の社会人レベルや知識量が圧倒的に足りないと感じました。

でも、これから自分が会社を継いでいくにあたり、ここにいる人たちとやりあえないようではダメだと、なんとか頑張ろうと思って取り組みました。

――MBAを学んで得られた、最大の収穫は何だったと思いますか?

その考えがベストではないとしても、「自分はこう考えています。なぜかというと……」というところまで固めることが、BBT大学院で学んだ3年間で習慣化されました。

社員と話している時も、「あなたはどう思いますか?」と聞くことがあります。最終的に決断するのは自分ですが、社員がどう考えているかを知っておかなければなりません。決められたままに何気なく仕事をしていると、目的を失ってしまうことがあるので。なぜそうするのか、何のためにやるのか……自然とそういう会話が多くなったように思います。

苦境に立たされるホテル業界。前を向いて進めるのは自分の決断に自信が持てたから


――BBT大学院での経験を、今後どのように活かしていきたいですか?

これから会社を継ぐことをふまえ、あと20年か30年で何ができるかを考えるのが自分にとってのミッションです。私が龍名館に入社してから13年経ちましたが、同じだけの時間をあと2回繰り返すとしたら、いまのペースではあまり発展できないと思っているので、より加速度的にやっていかなければなりません。30年後に会社をどこまで良い状態にできるかは、BBT大学院で学んだことをどう活かすかにかかっていると思っています。

直近10年間で何をしてきたかと問われると、言うほどのことができているわけではありません。だからこそ、10年後に同じことを聞かれた時に「これをやりました」と堂々と言えたらかっこいいですよね(笑)。

現時点でうまくいっていない部分はたくさんありますが、いまよりもある程度、会社の規模を大きくしたいと思っています。課題としてやるのと実際にやるのとでは違いますが、まさにRTOCSのように「あなたならどうするか?」と自問しながら、日々の仕事に取り組んでいます。

――コロナ禍で、ホテル業界にとっては厳しい状況が続いていますね。それを乗り越えるために取り組んでいることはありますか?

龍名館は1899年に創業し、今年で123年目になります。長い歴史のなかで、震災や戦争によって建物が焼失し、営業できなかった時代があります。それでも再建して、ここまで経営を続けてきました。ですから、コロナ禍で2〜3年苦境に立たされるのは大したことがないように思えます。

乗り越えるという意味で私が大切にしたいのは、従業員の雇用を守り給料をキープすることと、アフターコロナの時代になってもコロナ禍で受けた影響を後に残さずに事業を継続させることです。

いま、良くも悪くもあらゆるものが停止していますが、個人的にはこの状況に対してそれほど悩んでいません。それは、「あなたならどうするか?」と常に問い続け、自分が正しいと思ったことに取り組めているからです。そういう意味でも、大学院生活を通して身についたルーティンが活きていると感じます。

自分で調べて考えることに意味がある。実践的に学べるのがBBT大学院の魅力


――最後に、MBAを検討されている方へのアドバイスをお願いします。

自分なりの考え方の軸を持つことは、非常に重要だと思います。そのためには、いかに実践的な内容で反復できるかがポイントで、BBT大学院にはそれができる環境があります。

「BBT大学院で何を学んだか」と聞かれると言語化が難しいのですが、ビジネスパーソンとして一段も二段もステップアップできた実感があります。何より自分に自信が持てるようになりました。

大前学長が、あらゆる場面で“答えのない時代”というキーワードを使っていたことが印象に残っています。昨今のコロナ禍はまさに答えのない時代で、そのなかでどう生き抜くかを日々考えなければなりません。そのプロセスにおいて、RTOCSを通して身についた思考の型が活きています。

RTOCSを自分の力で取り組んだからこそ、得られたものは大きかったと思います。RTOCSのケースが書籍化されたものを読みましたが、やっぱり読むだけではダメだと感じました。1週間のあいだに自分で調べたり考えたりしたうえで解説を聞くからこそ意味があるのだと。自分の頭で考えることが大事なのは大人だけではないので、自分の子どもと話す時も「自分で考えなさい」と言うことがあります(笑)。

――ただ単に知識を得るだけでなく、それらを体系化して実践的に学ぶことはとても重要ですね。

仕事と勉強を並行することで、学んだ知識と仕事での取り組みがリンクしたのも良い経験でした。知ってすぐに活かせる知識も多かったです。大学時代も経営について勉強していましたが、働く経験はアルバイト程度しかなかったので、リアリティを感じられなかったんですね。

BBT大学院では、オンラインで学べるのが他の大学院とは違う大きなメリットでした。夜勤後に帰宅してから勉強ができましたし、当時はちょうど子どもが生まれたばかりでできるだけ家にいたかったので、自宅で学べるのはありがたかったです。

また、ライブの講義に加えて、過去の講義のアーカイブも自由に視聴できます。私が在籍していた頃より、いまはさらにコンテンツの数が増えていますよね。それらをすべて自分のものにできるのは、BBT大学院で学ぶ大きなメリットといえるのではないでしょうか。