通信制MBAのメリットとは

MBAの勉強は決して楽な道のりではありません。だからこそ、自分の環境に合った学びやすいスクールを選ぶことが、MBA取得の第一歩です。たとえば2年間、国外のビジネススクールあるいは国内のビジネススクール・専門職大学院でフルタイムの学生として学ぶことは、金銭的・社会環境的に恵まれていない限り難しいでしょう。退職や休職をして、キャリアを中断することは、逆にハンディキャップを背負うことにもなりかねません。

社会人向けには、夜間や週末に開校されているスクールもあります。しかし夕方から急な会議が入ったり、顧客対応が必要な事態が生じたり、あるいは出張が入ったりすると、出席できないこともあります。会社や上司の理解がないと、なかなか続けられません。週末、家事や育児を家族に頼まなければならないことも多いので、家族の了解も必要です。

時間の自由が利き、社会人でも学びやすいという理由で選ばれているのが通信制です。ディスカッションなど実践的授業の多いMBAに、通信制はそぐわないのではないかという懸念はもっともです。しかし最近は、ハーバード大学やスタンフォード大学といった有名大学の講義が、大規模オープン・オンライン・コース(MOOCs)で受講できると話題になっています。

通信制といっても、インターネットを用いたオンライン教育で、講義と通信添削という従来の通信教育より進んだ教育が世界で始まっています。ただしMOOCs(ムーク・ムークス)では学生への細やかな対応に限界があるといわれており、それを補うため、さらに小規模なクラスで対面でのディスカッションに近い環境で、オンラインコミュニティを出現させるSPOCs (Small Private Online Courses、スポック・スポックス)が注目されています。

BBT大学院は、これ以前から、15年以上にわたってオンラインかつ双方向の教育を実施し、議論の仕方やファシリテーションなど教育上の知見を蓄積してきました。その結果、通信制オンライン(遠隔)教育で、実践力を身につけられるMBA取得の教育プログラムが実現できたのです。

BBT大学院は、日本で初めて文部科学省に認可された、通信制オンライン(遠隔)教育方式の専門職大学院です。高度な双方向のオンライン教育システムを採用し、日本人向けの、仕事と両立できるMBA大学院を実現しました。今では忙しいビジネスパーソンや海外在住の方も含め、地域・場所に関係なく学びを継続できる、最適な学習スタイルとして注目されています。 また日本国内最大級のMBA大学院として、今後もさらに教育の質を高めるためにシステムを進化させていきます。

BBT大学院のMBA通信(遠隔)教育のメリット

MBAを時間・場所を選ばずに受講できる

多忙な人が学習時間をまとめて取るのは極めて難しいことです。しかし忙しい人ほど学ぶ必要性を感じているはず――
細切れの時間をフル活用できるのが、BBT大学院の通信制オンライン(遠隔)教育です。
BBT大学院の講義は、オンデマンド方式で配信されます。
講義映像をダウンロードして、通勤時間やお昼休みのカフェなど、自分のライフスタイルのなかで学習計画をフレキシブルに組み立てることができます。
もちろんiPhoneやAndroid、iPadなどのモバイル機器でも受講することが可能です。
BBT大学院で、外回りの多い営業職や子育て中でもキャリアアップを図りたい女性が、MBAを取得している秘密がここにあります。

通信でも双方向ディスカッションが可能

BBT大学院は、「通信制」大学院に分類されますが、一般に「通信教育」と呼ばれる、提出課題に対して添削・フィードバックを行う教育方式とは異なります。教授やほかの学生と議論したり、情報交換をすることができる双方向の通信制オンライン(遠隔)教育です。
それを可能にしているのが「AirCampus®」というBBT大学院独自のツールです。
AirCampus®を利用して、国内外で仕事をしているクラスメートや講師陣と議論を交わし、ディスカッション能力を高め、自分の引出を増やすことができます。対面で行うディスカッションは、なんとなく流されてしまうこともあります。オンラインに書き込むサイバーディスカッションは、必ず最後の結論に導きます。その過程で、ほかの意見を熟慮しながら、論理的に議論を展開する力がつき、チームワークを学ぶことができます。効果はそれだけではなく、学生同士が切磋琢磨する学習は、強い連帯感を生みだし、修了後のネットワークに引き継がれていきます。 ときにはオンライン上に、学習だけでなく、お互いを励ましあい、支えあうコミュニティが出現します。

もはや“通信教育=孤独な学習”ではありません。

修了生の100%が、 BBT大学院の通信制オンライン(遠隔)教育に満足しているという結果が出ており、ディスカッションが大変有意義だったとの感想が寄せられています。
AirCampus®について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

今起きている問題のケーススタディができる

BBT大学院独自の教育メソッドであり、大前研一学長が担当する「RTOCS(リアル・タイム・オンライン・ケース・スタディ)」では、リアルタイムで起こっている様々な企業の経営課題を、自らが経営者の視点に立って分析し、本質的な解決策を導き出す手法をトレーニングします。従来の教育では、過去のケース・スタディが扱われてきました。しかし過去の事例を過去の論法で解いても、これから起きる新しい問題に追いつくことはできません。

世界はめまぐるしく動いている――
だからこそ、現在進行形の事例を扱う必要があり、本当の意味での問題を解決する能力を鍛えあげることができます。
RTOCSについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

MBA単科で強化したいスキルを重点的に学ぶ

・特定の分野のみピンポイントで学びたい。
・育児休業中に子育てしながら勉強したい。
・最終的にはMBA取得を目指しているが、知識がないので少しずつ学びたい。

このように考えていらっしゃる方のために、単科生(科目等履修生)制度を設けています。
1科目から履修でき、短期間かつ低予算で受講することができます。

勉強したいと思った時が、学び時です。BBT大学院は、成長したい人のはじめの一歩を応援します。
単科(科目等履修生)について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

通信だから様々なバックボーンを持つ学生とのネットワークが構築できる

BBT大学院には、上場企業の社長や経営陣、起業家、弁護士、医師、会計士、政治家など、多様な業種や職種だけでなく、国境さえも越えた様々なバックボーンを持つ受講生が在籍し、クラスメートとして学んでいます。通信制オンライン(遠隔)教育システムだからこそ構築できる、人的ネットワークです。

普段のビジネスでは出会うことのないような受講生と意見を交わすことは、学びを深めていく上での大きな刺激となります。視野が広がり、自分の可能性が引き出されていくのを実感できるでしょう。

授業では、様々な課題を解いていきますが、本当の課題は卒業後のビジネスの現場にあります。1人では立ち向かえないとき、相談できる仲間がいれば心強いはずです。MBAを取得するということは、単に専門知識や経営スキルがあるということだけでなく、このような豊かな人的資源を得ることをも意味しているといえます。卒業後も続く受講生同士のネットワークは、あなたにとって生涯のかけがえのない財産となるでしょう。

オンラインならではのアルムナイ活動や継続学習サービスを提供

BBT大学院では、修了後も引き続き一部科目や学習システム、コンテンツライブラリを利用できるように、継続的な学習サポートを提供しています。 また、BBT大学院のアルムナイ(大学院などの修了生から構成される組織)の活動も活発であり、自発的に勉強会やカンファレンスを定期的に開催しています。

時代によってビジネス環境も変化し、学ぶことは常にたくさんあります。勉強だけでなく、起業をサポートし合ったり、ビジネスについて相談し合ったり――真剣に学びあうことで、信頼関係に基づいた永続的なつながりが生まれます。

BBT大学院は、MBA取得を目指す学びの場であるだけでなく、生涯の友人、あるいはかけがえのないブレーンと出会う場です。