ある仕事で、自分の仕事が本当に社会のためになっているのか強く疑問に思うように。経営学の視点がこの突破口になるのではないかと感じていた。

宮原契子さん株式会社 博報堂アーキテクト

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現在の仕事の内容を交え、簡単な自己紹介をお願いします。

BBT大学院での学びを経、social sectorに転職。ファンドレイジングを担当し、企画&マーケティンググループのリーダーを担当。

BBT大学院での経営学・グローバリゼーションについての学びと教授陣や同級生の生き方に勇気づけられ、5年以上迷っていたsocial sectorへの転職に踏み切りました。転職先ではファンドレイジングを担当、今春から新規部署として企画&マーケティンググループが出来、そこのリーダーをしています。

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MBA取得をしようとしたきっかけを教えて下さい

ある仕事で、自分の仕事が本当に社会のためになっているのか強く疑問に思うように。

広告の制作というのはそもそも得意先(特に担当者)に振り回される仕事です。それを痛感したある仕事で、自分の仕事が本当に社会のためになっているのか強く疑問を感じるようになりました。そんな折、当時一緒に仕事をしていたクリエイティブ・ディレクターの計らいでBBTが運営しているアタッカーズ・ビジネススクールのコンサルティング研修を受ける機会があり、マーケティングより視野の広い経営学の視点というのに興味を持ち、当時抱えていた根源的なモヤモヤの突破口が見つかるのではないかと思いました。そこで、三女の産休・育休を機に、敬遠していたMBA取得に挑戦してみようと思いました。

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BBT大学大学院に決められた理由は何でしょうか

アタッカーズ・ビジネススクールのコンサルティング研修がきっかけ。海外広告の仕事を増やしたかったので、グローバリゼーション専攻があったことも魅力に。

前述のようにアタッカーズ・ビジネススクールのコンサルティング研修がきっかけです。実はそれまで大前学長のお名前は「何となく聞いたことがあるかな」程度の認識でした。また、業務で海外広告の仕事を増やしていたことから、グローバリゼーション専攻があったことも魅力でした。ただ、グローバリゼーション専攻で必修の海外ワークショップが3児の母親(になる身)としては懸念材料だったので事務局に相談に行ったわけですが、その際のお話にすっかり魅せられてしまい、2週間近くも海外に行けるのか確信のないまま入学(志願)を決定してしまいました。

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苦手な科目はありましたか?その科目は何ですか?
また、それをどう克服しましたか?

アカウンティング、組織行動論。繰り返し学習にひたすら取り組むことで、理解を深めていった。

ずばり「アカウンティング」です。それから「組織行動論」。結果的に成績が悪かったのは「ビジネス・エシックス」。対処法としてはひたすら講義資料を読み、同じことをより解きほぐして書かれていそうなWebサイトを探し、書籍を探し、もういちど講義資料を読み・・・の繰り返し。でも当時は「なるほど!」という境地まで達しませんでした。ところが、今アメリカの大学院でMPAの勉強をしているのですが、レポートの参考にBBT大学院の講義資料をもう一度印刷して読み直したら、急に腑に落ちた感覚(膝ポン感覚)がありました。わかるってそういうものかもしれません。

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一番タメになった科目は何ですか?その理由も教えてください

一つを選ぶのは非常に難しい。経営学とは人間学であるということ、働くということに対する希望を再発見させてくれた。

どれか一つを選ぶのは非常に難しいのですが、転職の指針となったのは企業活動と社会貢献の可能性に気づかせてくれた稲増先生の「企業研究」、自分の専門分野(ライフワークとして究めたい分野)に気づかせてもらったのはエリック先生の「Steps to Leading Globally」、フィリップ先生の「Coaching Across Cultures for Managers」。これらの基本となる“ものの見方、考え方”を学んだのが齊藤先生の「問題発見思考」です。そのどれもが、経営学とは人間学であるということ、働くということに対する希望を再発見させてくれました。

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BBT大学院の教育はいかがでしたか?

“集団IQ”の向上という考え方は、今の仕事やMPAの勉強の原点に。

“集団IQの向上”という考え方は、人間が一人でなく組織として働く・暮らすことの意味を改めて考えさせてくれました。今の仕事やMPAの勉強でもそれは原点になっています。

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仕事・家族(プライベート)・学びをどうバランスさせましたか?

バランスさせていなかった。夫には本当に感謝している。

はっきり言って、バランスさせていませんね・・・。特に母業は。文句を言いながら子どもの面倒を見るうち、また、この母親には任せられん、という危機感から育児に取り組むうち、いつのまにか相当な家事メン、育メンになった夫に本当に感謝しています。

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BBT大学院で学ぶにあたって一番苦労した点を教えてください

時間と体力のやりくり。通勤中、出張の移動中に講義を聞くことができたのはたいへん助かった。

やはり時間と体力のやりくり。睡眠も食事も取らずにいられたらもっと勉強できるのに、とよく思いました。今もですが。iPodを使って、通勤中、出張の移動中に講義を聞くことができたのはたいへん助かりました。

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学んだことが実践でどう活きていますか?

どんな困難があっても恐れず取り組む勇気と行動力の源泉を得ることができた。

現状に対し「おかしい」と思ったら何かのせいにするのではなく、また諦めるのでもなく、冷静に本質的問題を特定し、解決策を考え、実行する。どんな困難があっても恐れず取り組む勇気と行動力の源泉になっている気がします。一言でいうと、問題解決に取り組む方法論と勇気を学んだ、と言えるでしょうか。

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BBT大学院はあなたにどのような変化をもたらしましたか?

どんな場面でも「絶対に解決方法はある」と思えるようになった。

BBT大学院で学ぶ前の私は、「このままじゃいけない気がする」と思いながら、「ではどうすれば?」が分からず動けなくなっていました。あるいは刹那的な現実逃避に走ってみたり。BBT大学院で「問題の見つけ方、解決方法のつくり方」を学ぶことによって、どんな場面でも「絶対に解決方法はある」と思えるようになりました。そう、本当に「考えよう 答えはある」んですよね。

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今後の夢や目標をお聞かせください

官と民、ビジネスとソーシャルの間にあるギャップをうまくつなぐスキームを作っていきたい。

social sectorに身を置くようになってつくづく、日本に限らず、官と民、ビジネスとソーシャルのものの考え方の違い、その根深さを感じます。このギャップをうまくつなぐスキームを作ることができたら、社会や世界の問題は随分解決できるんじゃないかと思うんですね。その違いを超えた第三の考え方を創り、育てることに貢献していきたいと考えています。

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最後に、入学を検討している方に一言お願いします

「考える」ことの本質(楽しさ・苦しさ・奥深さ)を学べるのがBBT大学院。

「私は悩まない。悩むことからは何も生まれない」は大前学長の言葉ですが、では悩むのではなく何をすべきかと言えば、「考える」なんですね。その「考える」ことの本質(楽しさ・苦しさ・奥深さ)を学べるのがBBT大学院だと思います。経営学ではあるけれど、人生学とも言えるもの。という意味では、ビジネスパーソンに限らず、専業主婦/夫であっても、定年後であっても、父親・母親としても、自分のために、そして周囲の人々のために「役に立てる」人間になるために必要な学びが得られるはずです。悩んでないで、まずは始めてみて。

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