大手自動車メーカーに勤務し、プロジェクトマネージャーとして自動車の開発に携わる小澤さやかさん。仕事に満足はしていたものの「このままでは“ただの会社員”で終わってしまう」という危機感を持ち、新たな学びを求めてBBT大学院への入学を決意しました。BBT大学院で学んだ4年間で得られたものやご家庭との両立のコツ、そしてこれから挑戦してみたいことについてうかがいました。

修了生プロフィール

小澤 明香(おざわ さやか)さん
2017年4月ビジネス・ブレークスルー大学院(以下、BBT大学院)入学、2021年3月修了。入学時39歳、インタビュー時は43歳。大手自動車メーカー勤務。

エンジニアとしての行き詰まりとマミートラックへの抵抗感からMBAに挑戦

――小澤さんは大手自動車メーカーにお勤めですが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

アメリカの工学科の大学院を修了後、半導体を扱う外資系企業を経て今の会社に転職しました。もともとエンジニアとして入社して、マーケティングに近い開発をする部署に配属されました。お客様の声を数値化して開発に落とし込んでいく部署だったのですが、開発の本拠地とは別の場所で、開発の意思決定の場に参加できないことも多く、疎外感を感じておりました。

また、出世コースにいる人はどんどんメインの拠点に行ってしまうこともあり、このまま今の部署でいつまでやるのか?と悩んでいました。そんな時に社内公募のポジションを募集しているとかつて同じ部署で異動したマネージャーに声をかけていただき、手を挙げて、本拠地で開発部門の取りまとめをする部署に異動しました。

当時、仕事をしていくなかで「自分は技術者としては“イマイチ”なんじゃないか」と思っていました。大学院時代から感じていたことではあるのですが、研究を極めている人には到底かなわないんですよね。でも、エンジニアリングの仕事よりも人と人を集めてすり合わせや調整をする仕事のほうが得意だと気づき、マネジメント業務をやってみたいと思うようになりました。

現在は、電気自動車の開発プロジェクトの取りまとめに携わっています。企画や開発、生産や購買など、いろいろな部署と連携しながらプロジェクトをうまく進めていく、プロジェクトマネージャー(PM)のような仕事です。

――どのようなきっかけでBBT大学院に入学されたのでしょうか?

30代前半は結婚・出産を経て一時は仕事をスローダウンさせていたのですが、育児が落ち着いてきた時にふと、「エンジニアとして自分のキャリアを築いていく選択肢はないんだろうな」と思ったんです。それに子育て中の女性が出世コースから外れてしまう、いわゆる“マミートラック”に乗らざるを得ないことも少なくありません。

でも、私はそうはなりたくなかったんです。仕事は楽しかったのですが、あと10年まったく同じポジションで同じ仕事をするのはつまらないなと。「このままでは“ただの会社員”で終わってしまう」と危機感を覚え、キャリアパスが見えなくなってしまいました。何か新しいことに挑戦してみたい。そう思って大学院でMBAを取得しようと決めました。

――そのなかで、なぜBBT大学院を選ばれたのでしょうか?

子どもがいるので、通学制ではなくオンラインで学べる大学院を探していたところ、BBT大学院に出会いました。学長をはじめ、一流のビジネスパーソンからビジネスを学べるのは魅力的でしたね。

でも、せっかく学費を払っても続けられるか心配だったので、とりあえず単科のクラスを受講してみることに。すると思いのほか楽しくて、その後もいくつか単科で学ぶうちに知り合いができはじめて、「私も入学してみようかな」と思って2017年に入学しました。

子育てと勉強を両立するためスキマ時間をフル活用。ディスカッションを通してクラスメイトと切磋琢磨

――実際にBBT大学院で学んでみていかがでしたか?

クラスメイトとのディスカッションが刺激的で、純粋に楽しかったです。どのクラスにもさまざまなバックグラウンドをもったおもしろい人たちがいて、議論を重ねていくなかで自分の知識や常識がアップデートされていく感覚がありました。

そういうクラスメイトとの出会いは、学ぶうえでのモチベーションになりましたし、BBT大学院で得られた財産でもあります。当時から、お互いに励ましあったり、得意なことをサポートしあったり。時には弱音を吐くこともあって、「つらいのは自分だけじゃないんだな」と安心しましたね。クラスメイトたちとは今も交流が続いています。

――ディスカッションで印象的だったエピソードはありますか?

海外経験のあるクラスメイトと異文化の話をしたのが印象的でした。私自身も学生時代を海外で過ごし、仕事で海外のスタッフと接する機会が多いのですが、「英語力よりも自分の意思を持って主張することが大事」という話で共感しあえた記憶があります。海外の人とビジネスをするにあたって、日本人特有の“空気を読む”ことや“和を乱さない”ことは重要ではないんですよね。

あとは“大企業あるある”の話でも盛り上がりました。特に私は外部の企業との付き合いがない部署にいるので、自社のことしか知らなかったんです。だから、他の大企業の人の話を聞いてベンチマーキングして、自社に対して「ここがおかしい」と思うところや「ここはいいな」と思うところなど、新たな気づきがありました。

――お子さんがいらっしゃるとのことで、勉強とご家庭との両立はどのようにされていましたか?

入学当時、子どもは小1と小4だったので、ある程度手がかからなくなってきたタイミングでした。とはいえ、まとまった時間はなかなか取れないので、平日は朝晩のスキマ時間を活用して、休日はじっくり勉強する時間にあてました。昼休みにランチをしながら、早送りで講義を視聴することもありましたね。テストがある時はできるだけ時間を確保するようにしました。

入学式で学長が「マイペースにやりなさい」とおっしゃっていたので、その言葉を鵜呑みにして(笑)、本当にマイペースにやっていました。ディスカッションでの発言が遅くなることもありましたが、成績を気にしすぎず、いい意味で自分のペースで取り組めたのが両立できたコツかもしれません。BBT大学院で勉強することの精神的な負荷は決して低くはありませんが、真面目にやりすぎず、自分に課すハードルを高くしすぎないのも大切だと思います。

ケーススタディと卒検をやりきった達成感が、ビジネスマンとしての自信に

――BBT大学院での学びを通して、どんなことが身についたと思いますか?

何よりも“やりきる力”です。MBAを取得できたことはもちろんうれしいですが、やりきった達成感が大きかったですね。テストのたびに追い込まれて、精神力もついた気がします。

特に「RTOCS(※1)」はきつくて、毎週何とか食い付いていました。私は勤勉ではないので、学長や周りのクラスメイトたちにお尻に火をつけてもらっていました。2年間、ほとんどの課題に対して最終結論まで導き出していましたが、今振り返るとどうやって乗り越えたのか記憶にないくらいです。

それから、BBT大学院でのディスカッションを通して、自分がとりわけ優秀ではないにしても、“ダメな人間ではない”という自信もつきました。会社という組織内では、年功序列があって、思うように評価されていないと感じることもありましたが、BBTでは年齢も職位も関係ありません。

多様なキャリアを持つクラスメイトたちから刺激を受け、自分に自信がついたからこそ、視野が広がり、新たな挑戦をしてみたいと思えるようになりました。実は、現在の部署を希望して異動したのはBBT大学院に在学中のことだったんです。

――BBT大学院には起業したいというモチベーションを持った方が多いですが、小澤さんはいかがでしょう?

卒業研究(※2)では電気自動車の新型車種をテーマにしたのですが、実際に取り組んでみて、自分は起業するタイプではないんだと痛感しました。とにかくつらかったので、しばらくはやりたくないですね(笑)。

私は、0から1をつくるよりも、1を100にする役割のほうが得意なんです。何か新しいことをする時、“WHAT”そのものをつくるタイプではなく、“HOW”を考えながら“WHAT”に近づけていくタイプというか。BBT大学院での学びを通して、そんなことにも気づかされましたね。今後もしチャンスがあるなら、自社の新規事業にそういうポジションで携われたらうれしいです。

※編集註:
(※1)「RTOCS(アールトックス)」は「Real Time Online Case Study」の略称で、BBT独自のケースメソッドです。答えの出ていない「現在進行形の企業課題」をケースとして扱い、当該企業に関する調査・分析・戦略考案を自ら実施します。大前研一学長の戦略系科目において、2年間毎週1題=合計約100題 を繰り返し行います。

(※2)「卒業研究」:BBT大学院の卒業研究では、新規事業計画を立案します。一流の実務家教員による個別指導のもと、机上の空論ではなく、実戦で通用する事業計画を作ります。

人生100年時代、再発見した強みを武器に活躍の場を社内外に広げたい

――BBT大学院で得た知識や経験を生かして、これから取り組んでみたいことはありますか?

この春にBBT大学院を修了して、あらためて自分のキャリアについて考えている段階です。すごいことをしたいわけではありませんが、小さなことでも社会に貢献できる何かに携われたらいいですね。大きな組織にいると、良くも悪くも会社の力でうまくいってしまうことが多いんです。そんななかで、自分の力で自信をもって成し遂げたといえることを、ひとつでも残したいですね。

とはいえ、性格上ひとつの場所にとどまっていられないので、会社を飛び出したり別の仕事に就いたりする選択肢もあるかもしれません。最近になって、自分は新しいことに取り組むのが好きなんだと思うようになってきました。会社という狭い世界の外に出て、BBT大学院でたくさんの人と出会い、さまざまな知見を得られたからこそ、自分の強みを再発見できた気がします。

ひと昔前の時代は、40歳というと先が見えていて、もう定年後のことを考える年齢だったかもしれません。でも、定年まで会社があるとは限りませんし、今は「人生100年時代」。あらゆる可能性を視野に、キャリアの模索を続けたいですね。


大手自動車メーカーに勤務し、プロジェクトマネージャーとして自動車の開発に携わる小澤さやかさん。仕事に満足はしていたものの「このままでは“ただの会社員”で終わってしまう」という危機感を持ち、新たな学びを求めてBBT大学院への入学を決意しました。BBT大学院で学んだ4年間で得られたものやご家庭との両立のコツ、そしてこれから挑戦してみたいことについてうかがいました。

修了生プロフィール

小澤 明香(おざわ さやか)さん
2017年4月ビジネス・ブレークスルー大学院(以下、BBT大学院)入学、2021年3月修了。入学時39歳、インタビュー時は43歳。大手自動車メーカー勤務。

エンジニアとしての行き詰まりとマミートラックへの抵抗感からMBAに挑戦

――小澤さんは大手自動車メーカーにお勤めですが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?

アメリカの工学科の大学院を修了後、半導体を扱う外資系企業を経て今の会社に転職しました。もともとエンジニアとして入社して、マーケティングに近い開発をする部署に配属されました。お客様の声を数値化して開発に落とし込んでいく部署だったのですが、開発の本拠地とは別の場所で、開発の意思決定の場に参加できないことも多く、疎外感を感じておりました。

また、出世コースにいる人はどんどんメインの拠点に行ってしまうこともあり、このまま今の部署でいつまでやるのか?と悩んでいました。そんな時に社内公募のポジションを募集しているとかつて同じ部署で異動したマネージャーに声をかけていただき、手を挙げて、本拠地で開発部門の取りまとめをする部署に異動しました。

当時、仕事をしていくなかで「自分は技術者としては“イマイチ”なんじゃないか」と思っていました。大学院時代から感じていたことではあるのですが、研究を極めている人には到底かなわないんですよね。でも、エンジニアリングの仕事よりも人と人を集めてすり合わせや調整をする仕事のほうが得意だと気づき、マネジメント業務をやってみたいと思うようになりました。

現在は、電気自動車の開発プロジェクトの取りまとめに携わっています。企画や開発、生産や購買など、いろいろな部署と連携しながらプロジェクトをうまく進めていく、プロジェクトマネージャー(PM)のような仕事です。

――どのようなきっかけでBBT大学院に入学されたのでしょうか?

30代前半は結婚・出産を経て一時は仕事をスローダウンさせていたのですが、育児が落ち着いてきた時にふと、「エンジニアとして自分のキャリアを築いていく選択肢はないんだろうな」と思ったんです。それに子育て中の女性が出世コースから外れてしまう、いわゆる“マミートラック”に乗らざるを得ないことも少なくありません。

でも、私はそうはなりたくなかったんです。仕事は楽しかったのですが、あと10年まったく同じポジションで同じ仕事をするのはつまらないなと。「このままでは“ただの会社員”で終わってしまう」と危機感を覚え、キャリアパスが見えなくなってしまいました。何か新しいことに挑戦してみたい。そう思って大学院でMBAを取得しようと決めました。

――そのなかで、なぜBBT大学院を選ばれたのでしょうか?

子どもがいるので、通学制ではなくオンラインで学べる大学院を探していたところ、BBT大学院に出会いました。学長をはじめ、一流のビジネスパーソンからビジネスを学べるのは魅力的でしたね。

でも、せっかく学費を払っても続けられるか心配だったので、とりあえず単科のクラスを受講してみることに。すると思いのほか楽しくて、その後もいくつか単科で学ぶうちに知り合いができはじめて、「私も入学してみようかな」と思って2017年に入学しました。

子育てと勉強を両立するためスキマ時間をフル活用。ディスカッションを通してクラスメイトと切磋琢磨

――実際にBBT大学院で学んでみていかがでしたか?

クラスメイトとのディスカッションが刺激的で、純粋に楽しかったです。どのクラスにもさまざまなバックグラウンドをもったおもしろい人たちがいて、議論を重ねていくなかで自分の知識や常識がアップデートされていく感覚がありました。

そういうクラスメイトとの出会いは、学ぶうえでのモチベーションになりましたし、BBT大学院で得られた財産でもあります。当時から、お互いに励ましあったり、得意なことをサポートしあったり。時には弱音を吐くこともあって、「つらいのは自分だけじゃないんだな」と安心しましたね。クラスメイトたちとは今も交流が続いています。

――ディスカッションで印象的だったエピソードはありますか?

海外経験のあるクラスメイトと異文化の話をしたのが印象的でした。私自身も学生時代を海外で過ごし、仕事で海外のスタッフと接する機会が多いのですが、「英語力よりも自分の意思を持って主張することが大事」という話で共感しあえた記憶があります。海外の人とビジネスをするにあたって、日本人特有の“空気を読む”ことや“和を乱さない”ことは重要ではないんですよね。

あとは“大企業あるある”の話でも盛り上がりました。特に私は外部の企業との付き合いがない部署にいるので、自社のことしか知らなかったんです。だから、他の大企業の人の話を聞いてベンチマーキングして、自社に対して「ここがおかしい」と思うところや「ここはいいな」と思うところなど、新たな気づきがありました。

――お子さんがいらっしゃるとのことで、勉強とご家庭との両立はどのようにされていましたか?

入学当時、子どもは小1と小4だったので、ある程度手がかからなくなってきたタイミングでした。とはいえ、まとまった時間はなかなか取れないので、平日は朝晩のスキマ時間を活用して、休日はじっくり勉強する時間にあてました。昼休みにランチをしながら、早送りで講義を視聴することもありましたね。テストがある時はできるだけ時間を確保するようにしました。

入学式で学長が「マイペースにやりなさい」とおっしゃっていたので、その言葉を鵜呑みにして(笑)、本当にマイペースにやっていました。ディスカッションでの発言が遅くなることもありましたが、成績を気にしすぎず、いい意味で自分のペースで取り組めたのが両立できたコツかもしれません。BBT大学院で勉強することの精神的な負荷は決して低くはありませんが、真面目にやりすぎず、自分に課すハードルを高くしすぎないのも大切だと思います。

ケーススタディと卒検をやりきった達成感が、ビジネスマンとしての自信に

――BBT大学院での学びを通して、どんなことが身についたと思いますか?

何よりも“やりきる力”です。MBAを取得できたことはもちろんうれしいですが、やりきった達成感が大きかったですね。テストのたびに追い込まれて、精神力もついた気がします。

特に「RTOCS(※1)」はきつくて、毎週何とか食い付いていました。私は勤勉ではないので、学長や周りのクラスメイトたちにお尻に火をつけてもらっていました。2年間、ほとんどの課題に対して最終結論まで導き出していましたが、今振り返るとどうやって乗り越えたのか記憶にないくらいです。

それから、BBT大学院でのディスカッションを通して、自分がとりわけ優秀ではないにしても、“ダメな人間ではない”という自信もつきました。会社という組織内では、年功序列があって、思うように評価されていないと感じることもありましたが、BBTでは年齢も職位も関係ありません。

多様なキャリアを持つクラスメイトたちから刺激を受け、自分に自信がついたからこそ、視野が広がり、新たな挑戦をしてみたいと思えるようになりました。実は、現在の部署を希望して異動したのはBBT大学院に在学中のことだったんです。

――BBT大学院には起業したいというモチベーションを持った方が多いですが、小澤さんはいかがでしょう?

卒業研究(※2)では電気自動車の新型車種をテーマにしたのですが、実際に取り組んでみて、自分は起業するタイプではないんだと痛感しました。とにかくつらかったので、しばらくはやりたくないですね(笑)。

私は、0から1をつくるよりも、1を100にする役割のほうが得意なんです。何か新しいことをする時、“WHAT”そのものをつくるタイプではなく、“HOW”を考えながら“WHAT”に近づけていくタイプというか。BBT大学院での学びを通して、そんなことにも気づかされましたね。今後もしチャンスがあるなら、自社の新規事業にそういうポジションで携われたらうれしいです。

※編集註:
(※1)「RTOCS(アールトックス)」は「Real Time Online Case Study」の略称で、BBT独自のケースメソッドです。答えの出ていない「現在進行形の企業課題」をケースとして扱い、当該企業に関する調査・分析・戦略考案を自ら実施します。大前研一学長の戦略系科目において、2年間毎週1題=合計約100題 を繰り返し行います。

(※2)「卒業研究」:BBT大学院の卒業研究では、新規事業計画を立案します。一流の実務家教員による個別指導のもと、机上の空論ではなく、実戦で通用する事業計画を作ります。

人生100年時代、再発見した強みを武器に活躍の場を社内外に広げたい

――BBT大学院で得た知識や経験を生かして、これから取り組んでみたいことはありますか?

この春にBBT大学院を修了して、あらためて自分のキャリアについて考えている段階です。すごいことをしたいわけではありませんが、小さなことでも社会に貢献できる何かに携われたらいいですね。大きな組織にいると、良くも悪くも会社の力でうまくいってしまうことが多いんです。そんななかで、自分の力で自信をもって成し遂げたといえることを、ひとつでも残したいですね。

とはいえ、性格上ひとつの場所にとどまっていられないので、会社を飛び出したり別の仕事に就いたりする選択肢もあるかもしれません。最近になって、自分は新しいことに取り組むのが好きなんだと思うようになってきました。会社という狭い世界の外に出て、BBT大学院でたくさんの人と出会い、さまざまな知見を得られたからこそ、自分の強みを再発見できた気がします。

ひと昔前の時代は、40歳というと先が見えていて、もう定年後のことを考える年齢だったかもしれません。でも、定年まで会社があるとは限りませんし、今は「人生100年時代」。あらゆる可能性を視野に、キャリアの模索を続けたいですね。