科目紹介
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2025年10月23日

【科目紹介】「ロジカル・シンキング&コミュニケーション」

「ロジカル・シンキング&コミュニケーション」

MBAでは何を学ぶのか?どう役立つのか?具体的なイメージがつかない方もいらっしゃるかと思います。そこで本メルマガでは、不定期でBBT大学院の科目を紹介していきたいと思います♪

今回は、多くの修了生が「学んでよかった」と声を上げる必修科目「ロジカル・シンキング&コミュニケーション」をご紹介します。

科目の概要 ――「考える力」と「伝える力」を同時に鍛える

「ロジカル・シンキング&コミュニケーション」は、自分の思考を論理的に整理し、第三者にわかりやすく伝えるための技術を体系的に学ぶ実践講座です。

思考整理の基本原則
・問いに答える
・もれ・重なりのないグループ化
・So What?/Why So?の関係
などを学んだうえで、

・帰納・演繹を用いた結論の導き方
・メッセージの構成
・日本語表現(ライティング)
にまで踏み込んで訓練します。

講義と演習、AirCampusでのディスカッション、最終試験を通じて「知っている」から「できる」に変えることを目標としています。

受講して気づくこと ――「自分は論理的だ」と思っているあなたへ

「ロジカル・シンキング」と聞くと、「普段から論理的に考えている」と感じる方は多いでしょう。

ところが、実際に演習を重ねると「自分の思考に穴や曖昧さがあった」と驚く受講生がとても多いのがこの科目の特徴です。

理由はシンプルで、本講義は座学で知るだけでは終わらない構成になっているからです。

講義映像で概念を学んだら、すぐに演習で手を動かし、その提出に対する解説やディスカッションでフィードバックを受けます。

この「講義→演習→解説→議論」のサイクルが、曖昧だった思考を具体化し、日常業務で使えるスキルに変えていきます

受講生の声

受講後アンケートからのコメント抜粋です。

1) 分かりやすさ
・前半に思考力を学び、後半でコミュニケーションを学ぶ流れが明確で、『なぜこの表現が必要か』が理解できた。
・学んだことを実務でどう使うかのイメージが湧き、大変役に立った。
・知っていることと、できることは違うという実感が得られた。

2) 演習とアウトプット重視の学び
・演習課題が多く、実践を通して学びを深めることができた点が良かった。
・講義の途中で演習を取り組む形だったため、アウトプットがしやすく理解が定着した。
・課題をこなすことで、教えていただいたことを身につける機会になった。

3) 講師・TAの伴走が学びを後押し
・TA、教授ともにディスカッションに参加されていて良かった。
・先生とTAのディスカッションへのコメントで理解が深まった。
・講義映像→課題提出→回答フォローの組立が良かった。

担当教員

照屋 華子(てるや はなこ)教授コミュニケーション・スペシャリスト

組織におけるロジカル・コミュニケーションのスキル定着のためのサポートや、論理思考やロジカル・コミュニケーションに関する企業研修を多数企画・実施。

東京大学文学部社会学科卒業後、株式会社伊勢丹(当時)で広報を担当。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、コンサルティングレポート等の論理構成・日本語表現に関するエディティングや、コンサルタントや顧客企業向けの論理構成トレーニングに従事。独立後、現在に至る。また、東京都立大学大学院経営学研究科 経営学専攻 非常勤講師を務める。

著書に『ロジカル・ライティング』『ロジカル・シンキング練習帳』、共著に『ロジカル・シンキング』(いずれも東洋経済新報社)。


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