編集部posts 2020年9月9日

日本国内のMBA大学院ランキングを紹介。海外との違いや特徴・選び方



執筆:mbaSwitch編集部

日本国内のMBA大学院ランキングを紹介。海外との違いや特徴・選び方

人生100年時代に突入し、社会人になるまでの教育で得た知識やスキルだけでは、その後のキャリアや人生を生きていくのが難しいといわれるようになりました。

今後のキャリア、そして人生を豊かにするためには、社会人になっても学び続けることが重要だといえます。ビジネスに欠かせない経営の知識とスキルを身につけられるMBAは、多くのビジネスリーダーが注目する分野です。

しかし、日本国内だけでも約70ものMBAのコースがあり、全国各地に国公立・私立のMBAを取得できる大学院(経営大学院、MBA大学院、ビジネススクール)が存在します。日本でMBAを学びたいと思っても、数ある大学院のなかからどのように選べばよいか悩んでしまい、そこで立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、MBAの基本的な点をご説明したうえで、国公立・私立・株式会社立のMBA大学院の特徴やメリット・デメリット、国内における大学院のランキング、国際認証を取得している大学院のリストなどをご紹介します。

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MBA(経営学修士)とは?科目・取得方法やメリット・注意点と大学院の選び方

1.MBA(経営学修士)とは? MBAで学べることは? どんな人におすすめ?

MBA(経営学修士)とは?MBAで学べることは? どんな人におすすめ?

MBA(経営学修士)とは?

MBAとは「Master of Business Administration」の略称で、「経営管理学修士(専門職)」を示す学位です。経営に関するスキルと知識、課題と解決策を見つけ出す思考力の修得を目標とし、MBAを取得できる大学院(ビジネススクール)では経営戦略、マーケティング、ファイナンスなど幅広い分野を学びます。

日本国内でMBAの大学院が初めて創設されたのは1978年で、広く浸透したのは2000年代からといわれています。日本では多くの企業が終身雇用制度を採用しており、経営人材の登用は、長期スパンで社内の年功序列によって行うのが一般的でした。欧米では1900年代から普及していたMBAですが、当時の日本では終身雇用制度などの影響から、社外で短期的に経営人材を育成するMBAの需要は高くありませんでした。

しかし、2003年、国際的・社会的に活躍する高度専門職業人の養成機能を向上させるための「専門職大学院制度」が制定され、MBAの大学院が続々と創設されました。旧来型の企業の在り方も革新が進み、国内でMBAを取得する人が一気に増えました。

MBA(経営学修士)で学べることは?

全世界、そして日本国内だけでもたくさんのMBA大学院(経営大学院)が存在します。国内外かかわらず、MBAを取得できるどの大学院においても、「経営資源の3要素」について学ぶ点は共通しています。

経営資源の3要素とは、「ヒト・モノ・カネ」のことです。これらの要素を領域で表すと、ヒトは「組織行動・人材マネジメント」、モノは「マーケティング・経営戦略・オペレーション」、カネは「アカウンティング・ファイナンス」となります。

この3領域を体系的に修得し、知識やスキルを高めるとともに、論理的思考や問題発見・問題解決のスキルなどを養うことで、経営・ビジネスで生かせる実践力を身につけることができます。

大学院ごとに教育理念やどんな人材の育成を目指すかなどの教育目標には違いがあり、特有のカリキュラムや海外留学制度なども存在します。

MBA大学院で学び、経営学修士を取得したいと考えている人は、まずはキャリアの棚卸しを行いましょう。自分のやってきたことを振り返ることで、これからやりたいことや目標を明確にすることができます。そのうえで、さまざまな特色があるMBA大学院のなかから、より自分の目的を果たせそうな学校を探すとよいでしょう。

MBA大学院では、演習(セミナー)方式、講義(レクチャー)形式、個別の教育指導・研究指導、ケーススタディ方式など、さまざまな教育手法を用いたカリキュラムが展開されています。

MBAの修了要件として最も重要なのは修士論文の評価ですが、その他にも日々のレポート・課題の質や提出率、試験の成績、演習の質などから総合的に評価されます。

一般的な履修方法では、1年を前期・後期に分け、一期ごとに履修科目を選択します。MBAは最短1年間で取得できますが、働きながらMBA大学院に通う人は2年間での取得を目指す場合がほとんどです。2年制の大学院であっても在籍可能期間は2年以上あるため、個々人のペースで履修計画を立てることができます。

2年制の大学院では、1年次はビジネス・経営の基礎から実践を学び、2年次からは卒業に向けて修士論文に向けた研究もスタートし、より専門的で高度な内容を学習していくことになります。

学位は取得できませんが、長期間通えない人や特定のカリキュラムを学びたい人向けに「Executive Education」、日本で「MBA単科」とも呼ばれる非学位のプログラムも存在します。欧米では企業の社員研修として普及しているプログラムです。

経営大学院はどんな人におすすめ?

経営大学院に通うメリットが大きい人は、どんな人なのでしょうか?
経営大学院に通う主要な目的やMBA取得後の変化から、どんな人に経営大学院がおすすめなのかご紹介します。

●経営の体系的な知識を得たい人

2016年に行われた経営系大学院に関する調査*の「経営系大学院への志望動機について教えてください」という設問に対して、国内の経営大学院修了生の多くは以下のように回答しました。

 ・「企業経営に必要な一通りの理論や知識を得るため」(58%)
 ・「広い知見・視野を得るため」(51%)
 ・「実践的な知識を得るため」(38%)

半数以上の人が、「企業経営に生かせる知識を得たい」「広い知見や視野を得たい」という理由で経営大学院を志望したことがわかります。

実際、本校(ビジネス・ブレークスルー大学大学院。以下、BBT大学院)をはじめ、経営大学院では、企業経営の体系的な知識や理論を学び、知見や視野を広げることができます。上記のような目的を持っている人は、MBAを取得することで多くを得られるでしょう。


(*出典:株式会社工業市場研究所「国内外の経営系大学院及び修了生の実態並びに産業界の経営系大学院に対するニーズ等に関する調査」(2016年度))


●現職の業務で生かしたい人

ビジネスの現場では日々さまざまな課題に直面します。勤務先で培った知識や経験だけでは解決できないビジネス上の問題を抱えている人は、経営大学院で学ぶことで、現職における課題解決に役立てられます。

●転職がしたい人

MBAを取得すると転職で有利になる可能性が高いため、転職を希望している人にとっても、MBAは活用できます。

さきほどの調査*の「大学院に就学したときと、修了後(現在)の勤務先の変化」では、転職した人が約2割いました。

同調査の企業への調査結果では、MBAホルダー(国内大学院卒)が1名以上在籍している割合は、大企業17%、中小企業2%、外資系企業15%でした。中小企業に比べて大企業、外資系企業のほうがMBAホルダーの活躍の場が多いことがうかがえます。

また、情報通信業、金融・保険業、サービス業、製造業などでMBAホルダーの割合が高いという結果が出ているため、特にこれらの業種への転職を考えている人はMBAの取得を検討してみてください。

●収入アップや昇進・昇給を目指している人

同調査では、MBA修了後に収入アップや昇進・昇級、”責任のある仕事を任せられるようになった”などの処遇変化があったと回答する修了生が多くいました。

さらに、2015年に実施された国内のMBA大学院の修了生への調査**では、「入学時と修了後の年収の変化」に関して、年収が「上がった」人が46.9%と、半数近くの人が年収アップしていました。

「年収が上がった」人のうち、「100万円未満のアップ」は35.8%、「100万円から200万円未満」は24.5%と、年収が200万円以上アップした人が約4割でした。

また、「入学時と修了後の役職の変化」については、「上がった」と回答した人は44.2%でした。「現在の役職」は「課長クラス」34.5%、「主任/係長クラス」22.1%と、中堅クラスで活躍する修了生が約6割という結果でした。

学んだことを自分の業務へと還元できれば、収入アップや昇進がしたい人にとっても、経営大学院に行くことは有益だといえます。

(*出典:日本経済新聞出版『日経キャリアマガジン 社会人の大学院ランキング2016』p.13)

●起業を成功させたい人

起業を目的にMBA大学院で学ぶ人も一定数います。さきほどの調査*では、就学時の業種別に見ると、サービス業においては起業した人が約2割もいることがわかります。

MBAを取得したのちに起業して、大きな成功を収めている人は何人もいます。MBAホルダーの代表的な起業家としては、日本では、三木谷浩史氏(楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 最高執行役員)、樋口泰行氏(パナソニック株式会社 代表取締役 専務執行役員)、南場智子氏(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長)などがいます(肩書きは2021年11月現在)。

また、海外では、ナイキの創業者として知られるフィル・ナイトや、PayPalの前身であるX.com社の共同設立者イーロン・マスクなど、多くの起業家がMBAを取得していますし、欧米の大手企業では約4割ものCEOがMBAホルダーだといわれています。

経営大学院での学びは、起業を成功させたい人にとっても大いに活用できるでしょう。

●人脈を広げたい人

人脈を広げる機会を得たい人にとっても、経営大学院はおすすめです。経営大学院に通うのは、企業勤めのビジネスパーソンだけでなく、社長や役員、事業家、会計士、政治家、医師など、多種多様です。業界や業種、さらには国籍も異なる、普段の仕事では知り合えないような人々と「学びの仲間」として交流することができ、卒業後にこうした学生仲間がよいビジネスパートナーになることもあります。

2.日本国内でMBAが取得できる主要な大学院リスト

ここでは、国内でMBAが取得できる主要な大学院のリストを掲載します。

国立

大学院名 研究科名・専攻名
北海道大学大学院経済学院 現代経済経営専攻 経営管理コース
小樽商科大学大学院 商学研究科 アントレプレナーシップ専攻
筑波大学大学院 人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群 経営学学位プログラム(博士前期課程)
一橋大学大学院(一橋ビジネススクール) 経営管理研究科/SBA(日本語プログラム)・ICS(英語プログラム)
首都大学東京大学院 経営学研究科 経営学専攻 経営学プログラム
横浜国立大学大学院 国際社会科学府 経営学専攻 社会人専修コース
埼玉大学経済経営系大学院 経済経営専攻
信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科 イノベーション・マネジメント専攻
京都大学大学院 経営管理教育部 経営管理専攻
神戸大学大学院 経営学研究科 現代経営学専攻
香川大学大学院(香川大学ビジネススクール) 地域マネジメント研究科
九州大学大学院(九州大学ビジネス・スクール) 経済学府 産業マネジメント専攻


公立

大学院名 研究科名・専攻名
兵庫県立大学大学院 経営研究科 経営専門職専攻
県立広島大学大学院 経営管理研究科 ビジネス・リーダーシップ専攻
北九州市立大学大学院(北九大ビジネススクール) マネジメント研究科 マネジメント専攻


私立

大学院名 研究科名・専攻名
慶應義塾大学大学院(慶應ビジネススクール) 経営管理研究科 経営管理専攻
早稲田大学大学院(早稲田ビジネススクール) 経営管理研究科
青山学院大学大学院(青山ビジネススクール) 国際マネジメント研究科 国際マネジメント専攻
明治大学大学院 経営学研究科 経営学専攻
明治大学専門職大学院(明治大学ビジネススクール) グローバル・ビジネス研究科 グローバル・ビジネス専攻
中央大学大学院(中央大学ビジネススクール) 戦略経営研究科 戦略経営専攻
立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻
法政大学経営大学院(法政大学ビジネススクール) イノベーション・マネジメント研究科 イノベーション・マネジメント専攻
法政大学大学院(法政ビジネススクール) 経営学研究科 経営学専攻
国際大学大学院 国際経営学研究科 国際経営学専攻
多摩大学大学院 経営情報学研究科 経営情報学専攻
東洋大学大学院 経営学研究科
亜細亜大学大学院 アジア・国際経営戦略研究科 アジア・国際経営戦略専攻
SBI大学院大学 経営管理研究科 アントレプレナー専攻
グロービス経営大学院 経営研究科 経営専攻
KIT虎ノ門大学院(金沢工業大学大学院) イノベーションマネジメント研究科 イノベーションマネジメント専攻
文京学院大学大学院 経営学研究科 ビジネス・マネジメントコース
産業能率大学大学院 総合マネジメント研究科
名古屋商科大学大学院(名商大ビジネススクール) マネジメント研究科
中部大学大学院 経営情報学研究科 経営学専攻
関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 経営戦略専攻
同志社大学大学院(同志社ビジネススクール) ビジネス研究科 ビジネス専攻
立命館大学大学院(立命館大学ビジネススクール) 経営管理研究科 経営管理専攻
立命館アジア太平洋大学大学院 経営管理研究科 修士経営管理専攻


株式会社立

大学院名 研究科名・専攻名
ビジネス・ブレークスルー大学大学院 経営学研究科 経営管理専攻



3.日本国内のMBA大学院のランキング

QS Global MBA Rankingsによる日本国内MBA大学院ランキング

QS Global MBA Rankingsとは、イギリスのQuacquarelli Symonds(クアクアレリ・シモンズ)が調査・発表している世界のMBA大学ランキングです。

2021年度のランキングによると、日本国内のMBA大学院で100位以内にランキングしているところはありません。以下の2校は200位までに入っています。

MBA大学院ランキングにおける日本のMBA大学院の順位

順位 大学院名 都道府県
141~150位 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪
151~200位 早稲田大学大学院 東京都

(*出典:Quacquarelli Symonds「QS Global MBA Rankings 2021」)

Eduniversalによる日本国内MBA大学院ランキング

Eduniversalとは、コンサルティングとビジネススクールの格付けを行うフランスの企業SMBGが作成する大学ランキングです。格付けはPalme(ヤシの葉)の枚数で表記され、「5 Palmes」が最高評価とされます。

5 Palmes~3 Palmesにランクインした日本国内のMBA大学院は以下の通りです。

5 Palmes

順位 大学院名 都道府県
1位 慶應義塾大学大学院 東京都
2位 早稲田大学大学院 東京都


4 Palmes

順位 大学院名 都道府県
1位 京都大学大学院 京都府
2位 神戸大学大学院 兵庫県
3位 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
4位 東京理科大学大学院 東京都
5位 一橋大学大学院 経営管理研究科 ICS(英語プログラム) 東京都
6位 国際大学大学院 新潟県


3 Palmes

順位 大学院名 都道府県
1位 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県
1位 北海道大学大学院 北海道
3位 明治大学専門職大学院 東京都
4位 関西大学大学院 大阪府
5位 青山学院大学大学院 東京都
6位 九州大学大学院 福岡県
6位 東北大学大学院 宮城県
8位 法政大学大学院 東京都

なお、上記のうち東京理科大学大学院(MOT)と関西大学大学院は、ビジネススクールではあるもののMBAは取得できません。

アジアにおける日本国内MBA大学院ランキング

2021年度のQS Global MBA Rankingsによるとアジアではシンガポールや中国・香港、インドが上位を占めており、日本のMBA大学院は17~33位までに5校が入っています。結果は次の通りです。

アジアのMBA大学院ランキングにおける日本のMBA大学院の順位(2021年度)

順位 大学院名 都道府県
17位 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
19位 早稲田大学大学院 東京都
29位 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県
32位 国際大学大学院 新潟県
33位 同志社大学大学院 京都府

(出典:Quacquarelli Symonds「QS Global MBA Rankings: Asia 2021」)

国際認証を取得している日本国内MBA大学院

日本国内のMBA大学院はQS Global MBA RankingsやEduniversalのランキングでは上位に入っていないものの、国際認証を得ている学校は少なくありません。

国際認証を行う主要認証機関にはAACSB・EFMD・AMBAがあります。これらの国際認証を取得しているMBA大学院は以下の通りです。

大学院名 認証機関
名古屋商科大学大学院 AACSB・AMBA
早稲田大学大学院 AACSB・EFMD
慶應義塾大学大学院 AACSB・EFMD
立命館アジア太平洋大学大学院 AACSB
国際大学大学院 AACSB

名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科はQS Global MBA RankingsやFinancial Timesのランキングで国内1位を獲得。週末のみの受講でMBAを取得できるカリキュラムもあります。

早稲田大学大学院 経営管理研究科は全日制や夜間制など多彩なコースがあるため、ライフスタイルに合った受講が可能です。人気が高く入試が狭き門のため優秀な学生が多いといわれています。実業家や研究者など多彩な背景を持つ教員が揃っており、実学と学究のバランスが取れている点も魅力です。

慶應義塾大学大学院 経営管理研究科は双方型で討論を重視する講義「ケースメソッド」に特徴があります。経営者に求められる実践的なスキルを学ぶことが可能です。

指標別の日本国内MBAランキング

上述のQS Global MBA Rankingsでは指標別のランキングも発表しています。2021年における指標別ランキングは以下の通りです。

国内ランキング:Diversity(多様性)

国内順位
(世界順位)
大学院名 都道府県
1位(118位) 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県
2位(128位) 国際大学大学院 新潟県
3位(131位) 同志社大学大学院 京都府
4位(200位) 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
5位(210位) 早稲田大学大学院 東京都


国内ランキング:Thought Leadership(牽引性の高い研究成果)

国内順位
(世界順位)
大学院名 都道府県
1位(136位) 早稲田大学大学院 東京都
2位(224位) 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県
3位(225位) 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府


国内ランキング:Return On Investment(投資対効果)

国内順位
(世界順位)
大学院名 都道府県
1位(61位) 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
2位(178位) 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県
3位(194位) 早稲田大学大学院 東京都


国内ランキング:Entrepreneurship & Alumni Outcomes(起業家精神と卒業生の活躍)

国内順位
(世界順位)
大学院名 都道府県
1位(109位) 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
2位(133位) 早稲田大学大学院 東京都
3位(137位) 立命館アジア太平洋大学大学院 大分県


国内ランキング:Employability(雇用の可能性)

国内順位
(世界順位)
大学院名 都道府県
位(131位) 早稲田大学大学院 東京都
2位(201位) 名古屋商科大学大学院 愛知県/東京都/大阪府
3位(203位) 国際大学大学院 新潟県


4.日本国内で取得できるMBAと海外で学べるMBAの違いとは?

日本国内で取得できるMBAと海外で学べるMBAの違いとは?

日本国内でMBAは役に立たない?

「日本国内でMBAは役に立たない」、「海外のMBAのほうが日本のMBAより質が高い」、「日本のMBAは海外で通用しない」などと聞いたことがある人もいるかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか。

まず、「日本国内でMBAは役に立たない」に関しては、先ほどご紹介した国内の調査からもわかるように、MBA取得後に収入が上がった人や昇進した人は数多く、転職や起業に成功した人もいることから、MBAを国内で役立てることは可能だといえるでしょう。

ただし、欧米に比べて日本ではMBAの普及が遅かったこともあり「採用時にMBAホルダーかどうかは重要視しない」「MBAホルダーとそうでない社員とで待遇の差がない」といった国内の企業が欧米より多く存在することも事実です。

そうした背景から、「日本でMBAは役に立たない」といわれることもあるようですが、年収アップや昇進、転職、起業の成功といったわかりやすい変化だけがMBAの役割ではありません。

「論理的思考が身につく」「問題発見・問題解決ができるようになる」など、経営・ビジネスで生きる実践力を養うことがMBAの根幹的な目的ですので、そうした視点からも、MBAは日本国内でも十分に役立つ学位だといえます。

海外のMBAのほうが日本より質が高い?

「海外のMBAのほうが日本のMBAより質が高い」といわれることに関しては、どの国で取得したとしても、MBAという学位自体に質の差はないため、誤った情報だと言い切ることができます。学ぶ内容についても、基本的なカリキュラムは世界共通です。

大学院によって授業で使用する言語が異なり、MBAは英語が主流の学問なので、英語で学ぶのが最適だとされることもあります。別の言語に翻訳される際に、もとの表現から多少外れてしまうケースも皆無ではないため、気になる場合は英語で学習するのがよいでしょう。日本国内においても、英語を主要言語として授業を行っている経営大学院も存在します。

日本のMBAは海外でも通用する?

英語が公用語の国では、当然ながら、MBAをはじめとした学位の有無以上に「英語で仕事ができるか」がビジネスにおいては重要視されます。そういった意味で、英語を用いる海外の大学院でMBAを取得した人は語学力についても問題ないと判断されやすいでしょう。

しかし、ビジネス・経営の知識やスキルが高く、かつ、その国や企業でコミュニケーションがとれる語学力があれば、MBAを取得した国がどこかはそれほど関係ないといえます。

前述の通り、どの国の経営大学院であっても基本的なカリキュラムは変わらないため、どこでMBAを取得したかよりも、知識とスキルをきちんと修得し、実践で生かせる人材であるかどうかが重要です。海外で通用する人材を目指す人は、語学力を磨きつつ、自分の専門性を高めていくようにしましょう。

5.日本国内の経営大学院はどのように選んだらいい?

日本国内の経営大学院はどのように選んだらいい?

国内のMBA大学院を選ぶ際に、特に意識しておくとよいポイントは以下の通りです。

 ●通学のしやすさ
 ●学費
 ●大学の知名度
 ●カリキュラムの内容

日本国内の経営大学院に通う場合、多くの人は現職を辞めず、働きながら通う人が多いでしょう。もし、仕事を中断せずにMBAの取得を目指すなら、「長期間(1年以上)、働きながら大学院に通い続けられるか?」という視点で学校を選ぶのがおすすめです。

たとえば、自宅や勤務先の近くなど、通学しやすい場所に大学院があるほうが、忙しい時期でも無理なく続けられます。また、授業料などの卒業までにかかる全費用が自分の手の届く範囲内なのかも重要なポイントです。学費免除制度、給付金制度などを利用できるかも確認しておきましょう。学校独自の奨学金制度を設けている場合もあります。

また、大学院の知名度が高いことや、独自のカリキュラムが魅力的なことも選ぶ際のポイントです。学びたい先生がいるか、活躍している卒業生がいるかなどもチェックしておきましょう。

くわえて、カリキュラムが全日制か夜間・週末制かも重要です。働きながらMBAを取得したい人は夜間・週末制(パート制)があるMBA大学院を選ぶとよいでしょう。

経営大学院を選ぶ際のさまざまなポイントをご紹介しましたが、どのポイントを重視するかは目的や価値観などによって人それぞれ異なります。たとえば、第一優先が「通いやすさ」なのか、「学費の安さ」なのか、「どうしても学びたい先生がいる」なのかで、選ぶ大学院は変わるでしょう。

そこで、大学院選びに迷っている方は、これまでのキャリアの棚卸しを行い、キャリアに関する目標や価値観を明確にすることで、自分にとっての重要なポイントを洗い出してみてはいかがでしょうか。

さらに自分が重視するポイントに優先順位をつけ、上位3つの要素を満たす大学院に絞りながら選んでいくと、多数ある大学院のなかから自分に合った学校を選びやすくなります。

これからの時代はオンラインMBAがおすすめ

通学の負担を最小限にしたい人は、オンラインで取得できる経営大学院も選択肢に入れてみましょう。
完全にオンラインで学べる大学院なら、通学の負担は全くなくなります。1年以上通うことを考えると、通学時間をゼロにすることで節約できる時間はかなりの長さになります。

オンラインであれば、通勤で電車に乗っている時間などのスキマ時間を活用して、学習を進めることもできます。

世界中に蔓延した新型コロナウイルスによって、学校が次々と閉鎖されました。その際に多くの学校がオンライン授業を導入し、オンライン授業はより一般的なものとなりました。

しかし、アクセスの集中によってサーバーがダウンし授業が始められなかったり中断したりと、オンライン授業のトラブルは多く、手探り状態でなんとか進めている学校がほとんどです。

本校(ビジネス・ブレークスルー大学大学院、以下BBT大学院)は、国内初のオンラインMBAです。2004年に「オンライン教育のビジネスモデル特許」を日米2か国で取得し、日本初のオンライン学習でMBAを取得できる経営大学院として2005年に開学しました。世界35か国から入学生が集まり、2019年までの卒業生数は延べ1,367名と、最大規模を誇ります。

2020年に開学15周年を迎えたBBT大学院は、開学以来、蓄積してきたオンライン授業の知見や最新のオンライン学習プラットフォームを駆使し、実践型MBAプログラムを提供しています。

6.国公立のMBA大学院のメリット・デメリット

国公立大学のMBAのメリット

国公立のMBA大学院の特徴

上で紹介したように、国公立のMBA大学院は十数校あります(2021年現在)。

国公立大学は国や地方公共団体、公立大学法人が運営している大学です。国公立は私立に比べて、大学内の設備が充実している傾向があります。日本には約800の大学が存在しますが、そのうち国立大学は約80校、公立大学は約90校と私立に比べて学校数は少なめです。

なお、大学受験の試験科目は私立よりも国公立のほうが多い印象があるかと思いますが、社会人が入学するMBAの場合は、国公立でも私立でも入試内容はそれほど変わりません。基本的には、出願書類とエッセイによる書類審査のあとに、口頭試問や筆記試験を実施して合格者を選抜します。

国公立のMBA大学院のメリット

MBA取得のためにオーソドックスな内容が学べるカリキュラムがある点が国公立のMBA大学院のメリットです。代表的な国公立のMBA大学院には、一橋大学大学院 経営管理研究科、東京都立大学東京大学院 経営学研究科 経営学専攻 経営学プログラム、神戸大学大学院 経営学研究科 現代経営学専攻などがあります。

また、私立大学よりも学費が安い、広いキャンパスがあり設備が充実していることも国公立大学のメリットです。国公立のMBA大学院の学費は年額50万~65万円程度が相場となっています。以下は2校の例です(2021年現在)。

一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理専攻 SBA日本語プログラム:入学金28万2,000円+授業料(年間)64万2,960円

(*出典:一橋大学大学院 経営管理研究科「学費・奨学金」)

京都大学大学院 経営管理教育部 経営管理専攻:入学金28万2,000円+授業料(年間)53万5,800円

(*出典:京都大学「学納金の額一覧」)

国公立のMBA大学院のデメリット

国公立大学のデメリットは、私立大学よりも学校数がやや少ないことです。さらに、国公立大学の多くは公共交通が多少不便な場所にあるため、通いやすいエリアに国公立大学がない場合もあるでしょう。

また、設備は充実しているものの、建物自体は古いことも多いため、新しい建物で学びたい人にとってはデメリットになります。

7.私立のMBA大学院のメリット・デメリット

私立のMBA大学院のメリット・デメリット

私立のMBA大学院の特徴

上で紹介した通り、日本国内において私立のMBA大学院は二十数校あります(2021年現在)。

私立大学は、個人や企業などの民間が設立し、学校法人が運営する大学です。国内に800校ほどある大学のうち、約600校が私立大学となっています。

さまざまな学校法人が運営しているため、国公立以上に大学ごとの特色が大きいのが特徴です。また、国公立の場合は、大学ごとにほぼ平等に予算配分されるため、施設が画一的になりがちですが、私立大学はキャンパスの規模や設備も大学によって多様です。

私立のMBA大学院のメリット

私立大学のメリットは、国公立に比べて大学数が多く、通いやすい場所にある大学を探しやすい点です。通いたいエリア内に複数の大学があれば、比較検討したうえで、自分に合った大学を選ぶことができます。また、学校数が多いだけに各大学のカリキュラムも多彩にあり、選択肢が豊富です。

たとえば、亜細亜大学大学院 アジア・国際経営戦略研究科 アジア・国際経営戦略専攻や明治大学大学院 グローバル・ビジネス研究科 グローバル・ビジネス専攻などは、グローバル・地域に特化したカリキュラムを実施しています。

また、法政大学経営大学院 イノベーション・マネジメント研究科 イノベーション・マネジメント専攻やKIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 イノベーションマネジメント専攻などは、イノベーションに特化したカリキュラムが特徴です。

その他、立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻など、特色のあるカリキュラムを設けている大学もあります。

新しい大学が多いのも私立大学のメリットといえるでしょう。2019年は10校、2020年には3校の私立大学が新たに設立されました(専門職大学は除く)。対して、2019~2020年で国公立大学の新設は1校のみです。

私立のMBA大学院のデメリット

国公立大学に比べて学費が高いことが私立のデメリットです。私立のMBA大学院の授業料は年額150万~200万円程度が相場となっています。以下に2校の例を挙げます(2021年現在)。

明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 グローバル・ビジネス専攻:入学金20万円+授業料(年額)130万円 ※その他の諸費用あり

(出典:明治大学「グローバル・ビジネス研究科 学費等」)

早稲田大学大学院 経営管理研究科:入学金20万円+授業料(年額)146万~278万4,000円(カリキュラムにより異なる)

※その他の諸費用あり

(出典:早稲田大学 大学院経営管理研究科「学費・奨学金」)

また、私立は運営している学校法人が多種多様なため、国公立よりも大学の質の差が大きい傾向があります。特に新設大学においては、大学の質がわかりにくいといえます。

8.株式会社立のMBA大学院のメリット・デメリット

株式会社立大学のMBAのメリット

株式会社立のMBA大学院の特徴

2003年に「構造改革特別区域法」が改正され、それまでは学校法人のみの設立に限られていた私立学校で、株式会社の設立も認められるようになりました。株式会社立大学でも、一般の大学と同じく、修了すると学位が授与されます。

日本では2004年に国内初の株式会社立大学が誕生し、話題となりました。BBT大学院は翌年の2005年に開校しました。2021年現在、株式会社立のMBA大学院は、BBT大学院のみです。

株式会社立のMBA大学院のメリット

株式会社立大学は学校固有の校舎がなくとも開設できます。そのため、都心の便利な立地にあるテナントビルに教室や職員室などを構えていることがほとんどです。また、株式会社立大学の場合は、決算書を公開して外部評価を受けるため、経営の透明化や健全な経営体制が保たれます。

BBT大学院の特徴は、オンライン学習でMBAを学べることです。また、株式会社立だからこそ可能な独自の学習方法を提供しています。

オンデマンド型講義映像では通学式授業とは違い理解できるまで何度も繰り返し学習できるため、自分のペースで理解を深められます。オンライン掲示板上で実施されるテキストディスカッションに参加すれば、講義で学んだことをアウトプットする訓練も可能です。

株式会社立のMBA大学院のデメリット

私立大学と同じく、株式会社立大学も国公立大学と比較すると学費は高い傾向があります。
国内にはまだ株式会社立大学の数が少ないため、比較検討が難しいというデメリットがあります。

9.オンラインMBAのBBT大学院なら、地理的・時間的な制約を乗り越えられる!

日本国内のMBAランキングと主要スクールリスト

日本国内の経営大学院を選ぶ際のポイントになる情報をご紹介しました。

経営大学院を選ぶ際に最も重視する点が、学費の安さなのか、カリキュラムの充実度なのか、活躍する卒業生の多さなのかによっても、選ぶ基準は変わってきます。

「自分が経営大学院に通いたい理由は何か」「何が一番の目的なのか」「どのような大学院を求めているか」など、自分なりの答えを明確にしたうえで、経営大学院に関するさまざまな情報やデータを参考にすると、より納得できる大学院選びができるでしょう。

これまで学校は校舎に通学して学ぶのが常識でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって通学自体ができなくなるという事態が起こり、学校の常識が変わり始めています。地理的な制約、そして時間的な制約も乗り越えられるオンライン学習は今後ますます普及していくと考えられます。

これから経営大学院に通いたいと思っている方は、不測の事態にも対応できる、オンラインMBAを検討してみてはいかがでしょうか。国内初・最大規模のオンライン経営大学院であるBBT大学院では、双方向の遠隔教育システムを活用し、24時間365日、場所と時間を問わずオンラインで受講することができます。

BBT大学院は、世界中で求められる「問題解決力」のスキルアップに主眼を置いています。学長の大前研一は、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身のMBAホルダーで、コンサルタントとして大きな成果を残してきました。BBT大学院で学ぶことで、MBAの知識とスキルだけでなく、コンサルティング能力も高いビジネスリーダーになることが期待できます。

ご興味がありましたら、どこからでも気軽に参加できるBBT大学院のオンライン説明会に、ぜひお申し込みください。

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