教育上の理念(建学の精神)

ビジネス・ブレークスルー大学大学院(専門職大学院)は、知的創造を礎に、国際的視野と開拓者精神を持ち、先駆的指導者たらん人格を涵養し、世界社会に貢献するを以って建学の精神とする。

人材の養成に関する目的(固有の目的)

ビジネス・ブレークスルー大学大学院(専門職大学院)(以下「本大学院」という)は、本大学の建学の精神にのっとり、自由闊達で開拓者精神と高い倫理観を備えた知的探求活動を絶え間なく継続することによって、常に世界水準の革新的な知の創造を実現する。知の創造とその継承を通じて、高度な専門能力を修得し、世界で活躍できる指導者たる資質を備えた、自ら考え、判断し、自分の責任のもと行動することのできる、世界社会に貢献する人格を養成することを目的とする。

教育研究上の目的

本大学院は、世界中の研究者、経営者、実務家との交流を通じて、ビジネスのアイディアや発想、意見の交換を活性化することのできる、21世紀のグローバリズムに相応しい知的共通基盤(プラットフォーム)としての機能をもち、世界水準の革新的な知の創造の実現とその普及に努め、常に世界に開かれたプロフェッショナル・スクールとして、世界社会に貢献することのできる職業人・起業家を養成することを目的とする。

本学の求める人材像

本学の目的を達成するために、学生は本学のカリキュラムを通じて、「マインド・知識・スキル・実践力」の総合的な視点から、次の素養(プロファイル)を修得することを目標とする。

  • 経営学全般に精通し、獲得したスキル・実践力等の能力を駆使して、世界とくにアジアでビジネスを行い、結果を残すことができる。


その構成要素は、次に挙げる7つのプロファイルである。

  • 自ら問題を特定し、その解決方法を判断し、戦略的に行動できる
  • 高い倫理観とインテグリティをもつことができる
  • 高い探究心を持ち、一生涯学び、仲間に伝承できる
  • 起業家精神を有し、新しい事に勇気をもって挑戦することができる
  • 多様性を理解しながら、自省と協創を行うことができる
  • 言語・国籍・価値観の多様なチームにおいて、円滑にコミュニケーションできる
  • グローバルな視点から組織の目指すべきビジョン、ゴールを策定し、リーダーとして牽引することができる

                

アドミッションポリシー

ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科では、建学の精神に基づき、起業家精神を兼ね備えたグローバルリーダーとして世界に貢献することを目指す人の入学を求めている。本学は、本学の建学の精神とオンライン教育方式を理解し、事業を推進するリーダー適性と実務経験、またマネジメントに対する学習意欲を兼ね備えた人を国内外から広く受け入れる。経営管理専攻では、論理思考と実践的な経営を学び、自ら問題解決を図れるトップマネジメント、新しいビジネスを創出できるスキルが身についたビジネスパーソンを志す人を求めている。

カリキュラムポリシー

本学が策定する目指すべき人材を養成するべく、その能力を修得できるような科目の設置を行う。
多様な背景を持つクラスメイトと自由闊達な 議論を交わしながら、皆で事実を積み上げ、本質的問題を発見し、解決策を考え、集団知を高めながらお互いに学んでゆく実践的な教育を実施する。

最終年度に課程にて修得した知識の集大成として卒業研究において事業計画または研究論文を作成する。

設置する科目の具体的な内容を次に示す。

  • 戦略、マーケティング、財務・会計、組織・人材マネジメント等の経営学において基礎から専門・応用に至る科目を体系的に設置する。
  • 前項各科目で得た知識・スキルを科目横断的に活用する素養を習得する為に、問題解決力、リーダーシップ領域の科目を体系的に設置する。
  • 事業や経営におけるイノベーションを促進するための科目を体系的に設置する。例として、テクノロジーの進化を前提とした戦略、オペレーション、人的資源管理や、起業方法論、起業家精神論などの科目を適宜配置する。
  • 前項各科目から得た知識、スキルについて、経営者の視点から実践的に統合し、経営の現場で効果的に推進・牽引する力を習得する為に、最新の経営課題や社会課題を対象とするケーススタディを統合科目として配置する。
  • 前各号から得た学びを更に実践的・統合的に応用する能力を強化する為に、自らが起業する、自社の新規事業を立ち上げる、自社の経営課題を解決する、社会における課題を解決する等の具体的な文脈設定の下で事業計画を策定し、審査教員群に対してプレゼンテーションする統合科目として卒業研究を配置する。
  • 今後の経営者により一層求められるであろうテーマを経営の最前線・最新事例から定期的に検証し、戦略・イノベーション・組織人事等の領域における実践的応用科目として配置する。また、ケーススタディを新設していく。

ディプロマポリシー


学位授与の要件は、本大学院が定めた期間在学し、その教育の理念及び目的に基づいて設定したカリキュラムに従った教育を受けて、所定の単位以上を修得し、卒業研究に合格する事が学位授与の要件である。


学位授与の判断においては、イノベーションを創出するために必要な水準として本大学院が掲げる「輩出すべき人材像(ディプロマ・プロファイル)」を構成するマインド・知識・スキル・実践力を修得されているかどうかが、本大学院課程修了の際に考慮されるべき要素である。また、下記の習得も考慮される。

  • 論理的思考と実践的な経営知識を兼ね備え、自ら問題を解決する、あるいは、新しいビジネスを創出できるトップマネジメントとしての素養

  • ●修了要件
    同課程に2年以上在学し、遠隔授業・面接授業による講義の単位を30単位以上取得しなければならない。かつ、経営管理専攻においては卒業研究に合格しなければならない。ただし、学部・修士一貫教育プログラムの適用者が2年次編入を行った場合の在籍期間の条件は1年以上とする。