本科目では新しい経済を分析し、その流れを理解し、 日本経済の低迷の原因の理解、そして、その解決策を立案できる能力を身につけることを目的とします。
この目的のために、世界を支配する新しい経済原則の実態を観察し考察を進めていきます。
新しい経済(新大陸)では、「実体経済の空間」「ボーダレス経済の空間」「サイバー経済の空間」「マルチプル経済の空間」の4つの構成要素があり、これらが相互に関連しあっている。これが新しい経済原則-「新資本論」です。
まずは、国内外の実例を元に議論しながら、4つの経済空間とは何か、その実態はどのようなものか、これを理解している組織・国家とそうでない組織・国家はどのような違いがあるのか、といった基本を理解します。その上で、これらの経済空間において富を生み出すための考え方・コンセプトについて学びます。
コンセプトを単なるツールとしての理解に終わらせないために、実際にどのように活用するのか、活用するために必要な組織とは何か、活用を阻害する要因を取り除くためにはどうするのか等、具体策についても検討します。
| 受講可能年次 | 1年次 |
| 必修/選択 |
必修 |
| 修得単位数 | 3 単位 |
| 受講条件 | |
| 受講期間(春) | 4月-9月 |
| 受講期間(秋) | 10月-1月 |
| 使用言語 | 日本語 |
| スクーリング | なし |
| 単位修得条件 |
1.講義の受講 |
| その他・備考・注意点 | *年2回開講。 |
| 1 | 実体経済の空間 |
| 2 | ボーダレス経済の空間 |
| 3 | サイバー経済の空間 |
| 4 | マルチプル経済の空間 |
| 5 | プラットフォーム |
| 6 | アービトラージ |
| 7 | クオリティ国家 |
当科目は単科受講できません。MBA本科生のみ受講可能です。
当科目を用いて企業研修を実施しています。
企業研修に限り、オンライン講義の受講のみならず、講師派遣などのカスタマイズが可能です。
また、他の科目などと組み合わせてオリジナルの研修カリキュラムを作成することもできます。