執筆者:BBTオンライン英会話 事務局
BBTオンライン英会話からビジネスですぐ使えるフレーズをお届けします。
今回は、「交渉の場面で使える」フレーズです。
◆ビジネスコース:レベル7-6(2/3)◆
※ TOEIC目安: 730 ~
【登場人物】
Jing・Danny・Peter:アパレル企業のスタッフ
Yuri:服飾デザイン事務所のスタッフ
【シーン】
Jing・Danny・Peterの3人は、今後のプロジェクトについてYuriと打ち合わせをしている
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※今回の会話は、32秒~1分8秒までの内容です。
(Jing) We wanted to have an exclusive line from you for this next season.We have done a couple of studies and found that it would be good for both of us.
(Yuri) I see how it can be good for you, but I am not sure how it could be better for us to sell this line solely in your store.
Creating a whole line is quite expensive, and with more stores, we have a better chance of selling more items.
(Jing) That is true. We also want to make your brand a “must have”, and we can raise prices to make up the difference for not selling it in numerous stores.
I think this will really boost your product image.
今回は、「交渉の場面で使える」フレーズをピックアップ
▼ have a better chance of ~
「~の可能性が高くなる」「~の見込みが高まる」
交渉の場面では、可能性の話をすることもあると思いますが、このフレーズはそんな場面で便利な表現です。
“chance”には「可能性」や「見込み」という意味合いがありますが、“have a better chance of ~”と表現することで、ある条件において「~の可能性が高くなる・高まる」というニュアンスを表すことができます。
強調的に表したいときは、以下のような強調の表現と一緒に伝えましょう。
・We have a much better chance of selling more items.
・We have a way better change of selling more items.
・We have a far better change of selling more items.
▼ I think this will ~(結果的なこと)
「~になると思います」「~つながると思います」
このフレーズは、相手を説得するときに便利な表現です。
例えば、交渉の場面で「(何かをすれば)こういう結果につながりますよ」と相手が納得しそうな結果をやんわりと示し、説得を試みるようなときに用いることができます。
また、やんわりとではなく「こういう結果になる」と明言したい場合は、“I think”は用いずに言い切ってしまいましょう。
(例)This will really improve your overall efficiency.
ただし、言い切るからにはそれを裏付けるデータなどをしっかり準備し、説明することも大切ですね。
Jing:来期には、弊社オリジナルの御社の商品ラインを用意したいんです。2~3調査をしたのですが、それが双方にとって良いことがわかりました。
Yuri:御社にとっては、どれだけ好ましいことになり得るのかはわかりましたが、貴店でこのラインを単独販売することが、我々にどれだけ望ましいことになるかわからないですね。
ラインすべて作るにはコストがかかりますし、複数の店とやっていた方が、もっと多くのアイテムを売れる可能性が高まりますよ。
Jing:確かにそうですね。私共はそちらのブランドを「マストアイテム」にしていきたいのですが、多くの店で販売しないことで発生する差額を補てんするために、価格を上げることができます。
これで間違いなく商品イメージは高まると思います。
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