編集部posts 2020年12月17日

【MBA・ビジネス用語】論理的思考(ロジカルシンキング)とは?

【MBA・ビジネス用語】論理的思考(ロジカルシンキング)とは?


執筆:mbaSwitch編集部

「論理的思考(ロジカルシンキング)」は複雑なものを整理してシンプルにしていく思考方法です。

仕事を進めるなかで、多くのことが複雑に絡み合い、どこから手をつけたらよいのかわからなくなることがあるかと思います。そのようなとき、論理的思考を活用することができます。

本記事では、論理的思考の基本的知識やメリット、手法などをご紹介します。





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1.論理的思考(ロジカルシンキング)とは?

論理的思考(ロジカルシンキング)とは?
「論理的思考(ロジカルシンキング)」とは、論理的な繋がりを考えて、物事をシンプルに整理する思考法です。

物事を論理的に整理することで、わかりやすく人に伝えることができます。
また、ビジネスで起こるさまざまな問題を対処するにも効果的な思考プロセスです。

2.論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけることのメリット

論理的思考(ロジカルシンキング)を身につけることのメリット
論理的思考(ロジカルシンキング)を行うことで、さまざまなメリットを得ることができます。実際にどのようなメリットが得られるのか紹介します。

問題解決の能力が上がる

論理的思考(ロジカルシンキング)では、「因果関係」を理解することが重要です。これが無意識にできようになると、問題が起こったときの原因特定や解決策を見つける能力が上がります。

ビジネスでは、溢れ出る問題を素早く解決していくことが求められます。論理的思考を身につけることで、これらの問題を解決する能力が上がります。

自分の考えを相手に伝える

論理的に思考ができれば、人に自分の考えを伝えることが簡単になります。多くの人に語弊なく物事を伝えるには、感情的・感覚的ではなく、論理的に説明することが重要です。

特にテレワークが増え、メールやチャット等のテキストでやりとりすることが多くなった昨今では、論理的思考の出番が増えているといえます。

3.論理的思考(ロジカルシンキング)の手法

論理的思考(ロジカルシンキング)の手法
論理的思考(ロジカルシンキング)ではいくつかの手法があります。
ここでは、3つの手法を紹介します。

①ピラミッド構造

有名な手法に、「ピラミッド構造」があります。これは、結論をピラミッドの一番上(頂点)に置き、その下の階層で根拠を並べて、さらに下の階層で一つ上の根拠を並べる…ということを繰り返していく方法です。

ロジックを組み立てるアプローチには、「トップダウンアプローチ」と「ボトムアップアプローチ」の2つがあります。トップダウンアプローチは「仮説→根拠→事実」の順に論理展開していきます。一方で、ボトムアップアプローチは「事実→根拠→仮説」と積み上げていく方法です。

②フレームワーク構造

「漏れがなく、ダブりもない」状態を「MECE(ミーシー/ミッシー)」と呼びます。

たとえば、商品やサービスの開発にあたり、ターゲットの設定を行う際に、MECEのフレームワークを使って分類することで、ターゲット設定の漏れやダブりを防ぐことができます。

③ゼロベース思考

通常、何かを考えるときには、自分の好みや経験に無意識に偏ってしまいます。しかし、論理的思考では、「広く考える」必要があります。そのために重要なのが「ゼロベース思考」です。

ゼロベース思考とは、「先入観にとらわれることなく思考すること」です。広い視点を持って物事を思考するには、思い込みを払拭する必要があります。思考の偏りに気づいて思い込みをなくし、ゼロベースで思考してみましょう。

4.論理的思考(ロジカルシンキング)を鍛える方法

論理的思考(ロジカルシンキング)を鍛える方法
論理的思考(ロジカルシンキング)はすぐに実践できるようにはなりません。しっかりとしたトレーニング方法を学び、具体的な実践を重ねることで鍛えることができます。

ロジカルシンキングを鍛える方法を紹介します。

ゼロベース思考を習慣化する

ゼロベースで思考する習慣をつくるには、ブレインストーミングを行うことや、思考のプロセスが狭まっていないか毎回確認することが有効です。チームからフィードバックをもらうことで、効果はさらに上がります。

結論から話すようにする

結論から話し、そのあとに理由や根拠を説明することで、論理的思考のトレーニングになります。また、初めに説明や理由から入ると、結論にたどり着くまでに聞き手に飽きられてしまいます。

結論から話すことで相手の注意を惹きつけ、議論の効率も上げることができます。

セルフディベート

1人で行うディベートのことを「セルフディベート」と呼びます。ディベートでは、賛成、反対の意見どちらも深く掘り下げて客観的に考え、第三者を説得できる論理的な内容にまとめていきます。

セルフディベートなら、通常のディベートとは違って1人で気軽にでき、簡単なテーマから始めることができるため、トレーニングにおすすめです。

5.100%オンラインで学習できるBBT大学院とは?

100%オンラインで学習できるBBT大学院とは?
論理的思考などのビジネススキルを身につけるには、学び続けること、そして実践することが重要です。そのような学びの手段として、MBAが取得できる経営大学院があります。

いそがしいビジネスパーソンには、通学の負担が少ない、「オンラインMBA」がおすすめです。

オンラインMBAの場合でも、多くの経営大学院では一部通学の必要があることがほとんどです。しかし、ビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)なら、100%オンラインでMBAが取得できます。

BBT大学院の特徴は大きく3つあります。

①いつでもどこでも学習できる
1つ目の特徴は、どこにいても時間を選ばずに学習が続けられる環境が整っていることです。

仕事を続けながら学習をする場合、突然の出張や残業などもあり、毎週平日の夜に決まった時間を確保することが難しい人も多いのではないでしょうか。

BBT大学院なら、100%オンラインで学ぶことができます。講義映像がオンデマンド式で配信されるため、通勤電車の中などの隙間時間を使って学習を続けることができ、仕事、趣味や家庭などと両立することも可能です。

②ビジネス現場で使えるスキルが学べる
2つ目の特徴は、実際のビジネス現場で活用できる実践的な授業です。知識の習得が中心の経営大学院もありますが、BBT大学院では実践で使える授業がメインです。

たとえば、独自の教育メソッドである「RTOCS(アールトックス)」というプログラムがあります。

RTOCSは、現在進行形で起こっているビジネステーマについて、「もし自分が〇〇のリーダーだったら」などと仮定して、今後の方策や解決策を1週間で考えて発表するケーススタディです。

リサーチにも時間をかけて自分なりの結論を導き出すことで、ファクトベースで議論する力が身につきます。

③充実したサポートでオンラインでも学習が継続できる
3つ目の特徴は、学習が続きやすいサポートが充実していることです。BBT大学院では、85パーセント以上という高い修了率を誇っています。

国内初・最大規模のオンライン大学院である当校では、オフラインイベントを定期的に開催したり、教員やTA(ティーチング・アシスタント)が学生一人ひとりのサポートを親身に行うなど、学習サポートに注力しています。

6.ビジネススキルを身につけて活躍しよう

ビジネススキルを身につけて活躍しよう
グローバル化の進展やIT技術の発達から、競争がより激化している昨今、ビジネス環境の厳しさは年々増しています。

厳しい環境の中でも勝ち続けられる人は、学び続けている人です。

BBT大学院では、毎週オンライン説明会を開催しております。説明会は少人数制にして、一人ひとりの疑問や不安を十分に取り除けるようにしています。

個別相談も随時行っているので、お気軽にご相談ください。