執筆:mbaSwitch編集部
少子高齢化問題、2020年新型コロナウィルスなど、さまざまな問題が私たちの周りには存在します。これから日本、世界はどうなっていくのか。私たちは自分で未来を予想して、考えて、答えを出す力を身につける必要があります。私たちは組織や会社に頼らずに自分で生きていく力をどのように身につければいいのでしょうか。
将来のために学ぶ方法の一つにMBAを取得するという方法があります。この記事では「MBAとは」「MBAを取るにはどうすればいいのか」「関東地方でスクールを選ぶポイント」など気になる疑問を解決していきます。
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MBAはMaster of Business Administrationの略で、日本では経営学修士もしくは経営管理修士(専門職)と呼ばれています。
海外の大手企業のCEOにはMBAホルダーが多く、ビジネスの世界では有力な資格です。日系企業ではMBA自体が評価されていないため、MBAが転職、昇進に直接は関係するわけではありません。
しかし、ビジネスのグローバル化が進み、かつ人生100年時代が到来してキャリアを歩む期間が長くなった昨今、仕事ではより高度なスキルや新しいスキルが求められるようになっています。
自分の人生を充実させるためにも、社会人の学び直しである「リカレント教育」が重要とされ、そのひとつとしてMBA(経営大学院での学び)が注目されています。
MBAを取得するには国立、私立の大学院、またはスクールに通う必要があります。近くに大学院がある場合、平日の夜や休日に通学してMBAを取得することが可能です。また、会社を休職して海外でMBAを取得することができます。
国内でMBAを取得する場合、通学可能な大学院を探す必要があります。通学には時間がかかる場合もあるので、自分のスケジュールと大学院で講義の行われるスケジュールを確認して、本当に通える距離なのか考えてみることが重要です。
スクールによっては、オンラインと通学制の併用も可能です。国内の大学院は働きながらMBA取得ができることと、海外より比較的安くMBAが取得できることがメリットです。
次に海外でMBAを取得する方法です。MBAと聞いて海外MBAを想像される方も少なくはないはずです。
海外のMBAでは世界中から優秀な人間が集まります。多様な人間関係を作れることや海外の文化も学びながらMBAを取得できることがメリットです。しかし、海外MBAは学費が高い上に、仕事を休職する必要があるのがデメリットです。
通学制の経営大学院で時間を制約されたくない人には、オンラインMBAがおすすめです。オンデマンド型の講義であれば、通学中の電車などの隙間時間で学習ができるので、働きながら学習するハードルが下がります。
関東地方(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬)に通学可能なMBAはどれくらいあるでしょうか。調べてみたところ、4つの都県で通学可能な大学院があります(大学院の情報は2020年10月時点のものです)。
東京都では通学可能な大学院がたくさんあります。通学可能なビジネススクール10選を紹介します。
K.I.T.虎ノ門大学院
文部科学省「職業実践力育成プログラム」に認定された大学院です。世界経済取り巻く環境が急速に変化するなか、イノベーションを強固かつ持続可能なものとする、プロフェッショナルな人材を育成することを目的にしています。「修士(経営管理)」と「修士(知的財産マネジメント)」という2つの学位に対応したカリキュラムがあるのが特徴的です。グローバルスタンダードはもちろん独自の教育も学ぶことで、より仕事で生かす知識を増やすことができるのではないでしょうか。
グロービス経営大学院
2006年に開学以来入学者を伸ばし、国内で最大規模の大学院です。経済、ビジネス、政治、世界が激しく変化する時代に対応できるリーダーを育てるために独自の教育カリキュラムを行なっているのが特徴です。「ヒト・モノ・カネ」という既存のMBA領域に加え、独自の領域である「志」「思考」「創造」「変革」を学ぶことができます。
早稲田大学ビジネススクール
社会の多様なニーズに応え、豊富なプログラムを用意していることが特徴です。全日制のグローバルコースでは、4月入学枠と9月留学枠を分けることで、日本語で学習をしたい志望者、英語で学びたい志望者にそれぞれ適した科目を提供しています。就学中の2年間に海外協定校へ留学を目指す学生が多くいます。事業継承者を対象とした入試制度を設けています。
名古屋商科大学ビジネススクール(NUCB)
世界3大ランキング1つである英QS(2020年度版)のMBAランキングで国内1位、アジアでも15位と高く評価された、世界からの評価も高い大学院です。単に流行を追求することなく、同時に伝統を固辞することなく、そして理論的な価値基準を重視する、調和の取れた教育が特徴です。「マネジメント教育」と革新的な「アントレプレナー教育」を2つの柱として、世界で活躍できる人材を育成しています。
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科
授業は全て英語で行われ、9月開始の学年歴を採用するなど、世界標準に合わせたMBAプログラムを提供しているのが特徴の大学院です。また、ユニークなカリキュラムを通じて、学生一人ひとりにカスタマイズした人材育成を行なっています。実践的な課題に取り組み、ビジネススキルを応用し、自身のリーダーシップスキルを鍛えることができる環境が整っています。
青山ビジネススクール
グローバル・スタンダードに基づくビジネス教育を提供している大学院です。高い倫理観と国際的視野を身につけた企業家精神の人材を育成することを目的としています。第一線で活躍する研究者とビジネス豊富な実務家教員から構成される教授陣と討論、ケースメソッド、グループ学習をふんだんに取り入れ、実践的な知識やスキルを学べます。
明治大学ビジネススクール
2018年に、経営系大学・大学院の国際認証機関であるEFMDから、国内初のEPAS認証を獲得した大学院です。限られた領域での専門知識にとらわれることなく、幅広い視野に立って企業経営や職業領域に関する基礎知識やスキルを習得することができます。
事業構想大学院大学
2003年に設立し、科学技術の進展た社会・経済のグローバル化に伴う、社会的・国際的に活躍できる人材を育成することを目的としています。理論と実務を両方を学べます。少人数教育、双方向的・多方向的な授業などの実践的教育方法を行なっているのが特徴です。
事業構想を構築していく基礎を形成する基礎科目や、事業の流れを一通り実践的に学ぶ専門科目など、事業構想に特化した実践的なトレーニングができます。
法政大学ビジネススクール
日本におけるビジネススクールの先駆けとして、1992年に設置されました。全部で5つのコースがあり、自分にあった学習が可能です。他コースや他専攻、他研究科の科目も履修が可能で、専門性と幅広い知識を同時に習得できます。ゲストスピーカーを交えたワークショップなどで、企業経営の最先端の動向と実践的な知識やスキルを身につけられます。
筑波大学大学院 ビジネス科学研究科
国際化、情報化、自由化など環境の変化が激しいビジネス社会で、時代に合ったマネジメントを行い、新たな視点でビジネス上の問題を解決できる人材の育成を目指しています。「経営」「マーケティング」など、それぞれの領域のアプローチだけでなく、「統計科学」といった高度なビジネスプロフェッショナルを育成する教育を行なっているのが特徴です。
東京都にはたくさんの大学院があるので、通学に困ることはないでしょう。
神奈川県にある経営大学院は、グロービス経営大学院の1校のみです。しかし、神奈川からであれば東京への通学も可能なので、東京の経営大学院も視野に入れることで選択肢が増えます。
グロービス経営大学院 横浜・特設キャンパス
グロービス経営大学院では、時代に合わせた独自のカリキュラムを提供しています。
横浜キャンパスは2017年に開設されました。オンラインとオフラインの併用することでMBAを取得することもできます。
埼玉県には経営大学院が1つあります。
城西大学大学院
激変する国内外のビジネス環境に対応していけるよう、マネジメントの基本原理と理論を修得したうえで、「狭い専門性」だけでなく「幅広い専門性」を身につけることができます。定期的に企業の第一線で活躍されている方々が集まる機会があり、現在進行形的な取り組みに関する話をナマで聞けることも特徴です。
通学するのに時間を使いたくない、時間を制約されたくない人にはオンラインスクールがおすすめです。全国どこでも学習可能なオンラインスクールはビジネス・ブレークスルー大学大学院、SBI大学院大学、グロービス経営大学院の3つです。
千葉県に経営大学院はありませんでした。しかし、東京の大学院に通学することが可能です。
仕事後や休日を使いたくない、隙間時間を使ってMBAを取得したい人にはオンラインMBAがおすすめです。
全国どこでも学習が可能なオンラインスクールはビジネス・ブレークスルー大学大学院、SBI大学院大学、グロービス経営大学院の3つあります。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院
世界的に有名な経営コンサルタントの大前研一が学長で、2005年から始まった日本初のオンラインでMBAが取得可能な大学院です。日本初、国内最大のオンライン大学院で、独自のオンライン学習環境の構築など様々な工夫がされており、学習が続く環境を整えています。
SBI大学院大学
文部科学省より許可を受けた通信制の専門職大学院です。修了時には、MBAを取得することができます。次世代を担う起業家やリーダーに必要な「戦略思考力」「データ分析力」「会計・財務知識」を身につけることができます。また知識だけではなく物質の本質を見抜く力、時代を予見する先見性、大局的な思考などmブレない判断軸をかたち作る人間力を学ぶことで仕事以外でも使える力が身につきます。
グロービス経営大学院
全世界のMBAの共通領域を押さえた上で、次世代のリーダーに向けた独自領域を展開し、「自らの頭で考える力」「自分の意見をわかりやすく伝える力」を育成します。クラブやコミュニティーなど人間関係を広げやすい環境づくりがあるのもポイントです。
通学制とオンラインの併用も可能で、学習が続きやすい環境が整えられています。
※詳しくは「 千葉県でMBAが取得可能な大学院」をご確認ください。
茨城県には通学可能な大学院が1つあります。
グロービス経営大学院(水戸)
先ほどオンラインMBAとしてご紹介したグロービス経営大学院は、水戸に特設キャンパスがあります。
栃木県に経営大学院はありませんでした。栃木県でMBAを取得するにはオンラインMBAか、東京の大学院に通う必要があります。
全国どこでも学習が可能なオンラインMBAはビジネス・ブレークスルー大学院(BBT大学院)、SBI大学院大学、グロービス経営大学院の3つです。
※詳しくは「 千葉県でMBAが取得可能な大学院」をご確認ください。
群馬県には通学制の大学院はありません。群馬県でMBAを取得するにはオンラインスクールで学習することになります。
全国どこでも学習可能なオンラインスクールはビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)、SBI大学院大学、グロービス経営大学院の3つになります。
関東には経営大学院がたくさん存在するので、どのように選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
経営大学院を選ぶ際に特に重要な視点は、「学習を続けられる環境なのか」「実際に仕事で使える内容なのか」の2点です。
通学制の大学院では仕事の後や平日に通う必要があるので、決まった時間を確保する必要があります。仕事以外にも家庭や趣味などの時間を確保した上で、両立が可能なのかよく考えてみましょう。具体的に、自分が通う予定の大学院の講義スケジュールを自分の予定に入れて可視化させ、確認することをおすすめします。
次に重要なことは、実際に自分の仕事に生きるカリキュラムのある大学院を選ぶことです。経営大学院には、アカデミック寄りな大学院と実践寄りの大学院が存在します。
アカデミックな大学院では学術的な研究を行うことを目的にして、先行研究を読み、仮説を立てて、データ分析を行うのが学びの中心になります。
一方で、実践的なカリキュラムでは授業がケーススタディなどによって進められることが多いです。実際にあった企業課題などに取り組みトレーニングすることで、ビジネス現場で活躍できる力を身につけられます。
また、実践的な大学院では起業を目指す学生も多く、起業を支援するようなコミュニティが存在しているスクールもあります。
新型コロナウィルスの影響を受けて、人と会うことが難しくなり、多くの会社がテレワークになりました。大学院でもオンライン授業に移行され、「オンラインMBA」がますます注目されています。
オンラインMBAのメリットは、働きながらでも学習が続けやすい点です。通学制の大学院では時間や場所制約されるため、生活の変化によっては学習が続けられなくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、いつでもどこでも学習ができるオンラインMBAならば、通勤の時間など隙間時間を有効に使うことで、時間を有効活用しながら学習できます。当校(ビジネス・ブレークスルー大学大学院)では約85%の修了率を誇っています。
通学制の大学院と比べて、人と会う機会が少なくなるのはオンラインMBAのデメリットではないでしょうか。
しかし、オンラインの大学院でもオフラインで直接会えるイベントやクラブ活動を開催していることがあるので、積極的な行動によって解決する問題だといえます。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院(BBT大学院)は国内初、国内最大のオンラインMBAスクールです。開学から15年、オンライン学習を提供してきた経験から、オンライン学習で濃い学習ができるような独自の教育手法やシステムを構築してきました。
BBT大学院では、テキストディスカッションを用いて、1つのお題について時間をかけて思考を深めることができ、アウトプットの質を高めることができます。
リアルタイムのディスカッションだと、考えがまとまる前に次の話題に進んでしまい、中途半端なアウトプットで終わってしまいます。一方で、オンラインでのテキストディスカッションでは、自分の時間でしっかりと考えをまとめてから投稿することが可能です。
また、オンラインでは学生のログイン情報や投稿頻度がデータで見えるので、教員やTA(ティーチング・アシスタント)が学生一人ひとりに親身なアドバイスができます。当校で修了率が85パーセントを超えているのも、サポートが充実しているからです。
学費は入学金31.5万円、システム使用料年間12万円、授業料年間126万円です。
BBT大学院では単科受講も可能になっており、単科受講料(8.4万円から)で始めることも可能です。本科生入学時には入学金が11.5万円減免され、納入済みの単科受講料が本科授業料から相殺されるメリットもあります。
2005年から始まったBBT大学院では、修了生はすでに1,300名を超えて、現在も多くの方々が在校生として学んでいます。
BBT大学院で学ばれたことで、昇進した人や起業した人、実際に行動をして自分の目標に近づいている人が多くいらっしゃいます。
大学院で学ぶイメージがつかない方は、学生のリアルな体験談を読むことで自分の将来のイメージを掴めるかもしれません。
年齢、性別、職業などから自分と似た修了生の体験談を探せるROLEMODELSをぜひ、ご活用ください。
MBAを取得することで、自分の目標をより明確にし、それに目標に必要なスキルが身につきます。
本当に自分を成長させたいと考えている方は、ぜひBBT大学院で学んでみませんか?
新しい自分と仲間に出会えるかもしれません。
BBT大学院では、毎週オンライン説明会を開催しています。MBAをオンラインで学ぶイメージが湧かない人のために、説明会は少数制にして、ひとりひとりの疑問や不安を十分に解消できるようにしています。
また、個別相談も随時行なっているので、気軽に相談ください。
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