執筆者:BBTオンライン英会話 事務局
BBTオンライン英会話からビジネスですぐ使えるフレーズをお届けします。
今回は、何かを思い起こさせるときに便利なフレーズです。
◆ビジネスコース:レベル7-9(2/3)◆
※ TOEIC目安: 730 ~
【登場人物】
Walter:経理スタッフ
Andrew:Walterの上司
【シーン】
Walterは、マネージャーのAndrewに緊急ミーティングで呼び出された
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※今回の会話は、31秒~1分3秒までの内容です。
(Andrew) You never received them?
(Walter) No. Tokyo never sent them to us. If Daichi had sent them to us, I would have finished the closing.
(Andrew) Walter, we have been through this before. You are supposed to notify me if you do not receive data from any of our subsidiaries. If you had notified me, I would have contacted the Japanese office.
(Walter) I wanted to, but you were in Bali at that time and the server was down. If the server had been online, I would have emailed you.
今回は、何かを思い起こさせるときに便利なフレーズをピックアップ
▼ We have been through this before.
「前にもこういうことがありましたよね」
このフレーズは、過去の出来事や経験したことについて言及するときに使われる表現です。
“through”には「~を経験した」「~を終えた」というような意味合いがあるのですが、“We”を主語にして“We’ve been through ~”と相手に語りかけると、「前にもあったよね」と相手に思い出させるようなニュアンスで、共有する経験について言及することができます。
この“through”を使った例文をいくつかご紹介しましょう。
(鍵カッコ内はニュアンス)
・I’ve been through a lot.
「色々と経験(苦労)しました」
・You have no idea what I’ve been through.
「私がしてきた経験(苦労)はわからないでしょうね」
・He’s been through enough.
「彼はもう十分に経験(苦労)したよ」
▼ You are supposed to ~
「(本来なら)~すべきだ」「~することになっている」
“be supposed to”は、約束・取り決めについて言及するときによく使われるフレーズです。
たとえば、相手が約束を果たしていないときに、“You are supposed to ~(~することになっていますよ)”と言い表すと、相手に約束を思い起こさせたり、言い方によっては軽く叱責するようなニュアンスを出すことができます。
他にも、規則によって「することになっている」というときや、期待の意味合いで「~するはずだ」というときなどに、この“be supposed to”はよく使われます。
会話でははよく使われる表現ですので、一度、辞書などで用法を調べてみることをおススメします。
Andrew:データを受け取らなかったのですか?
Walter:はい、東京から数字が送られてきませんでした。Daichiが送ってくれていたら、決済は終わっていたと思います。
Andrew:Walter、前にもこのようなことがありましたよね。子会社からデータを受け取っていないなら、私に知らせるべきです。もし知らせてくれていたら、私が日本オフィスに連絡してましたよ。
Walter:そうしたかったのですが、その時バリにいらっしゃったし、サーバーが落ちていたのです。もしサーバーが作動していたら、メールしていたのですが。